ブログ|箱根の旅館ならホテルおくゆもと
実りの初夏
当ホテル敷地内の梅の木、実が色づいてきました。
こんなに たくさん、すごい数です。
この木に花が咲いていた時の写真は、3月15日のブログに載せさせて頂いておりました。
旧街道 【神奈川県道732号】から当ホテルへ入ってすぐ、L字形に進んで頂く( ←こう行って ↑こう曲がる)のですが、その左に進む時の右側に見える景色が 3枚目の写真です。この写真の中で、一番左に この梅の木、右側の植え込みの向こう側に 枝垂桜(しだれざくら)の木、一番右の奥の方に ホテルの建物がちらっと見えています。
そして、こちらは、通勤の道で見かける 椿の実。
緑から赤へのグラデーション、ツヤツヤに輝く光が とても綺麗。
この木に花が咲いていた時の写真は、3月13日のブログに載せさせて頂いております。
初夏の箱根は、様々な花が咲き、また 春に咲いた花が結んだ実も生り、植物たちの彩りが とても賑やかです。
お忙しい毎日から離れ、のんびりと過ごす箱根旅へ、ぜひ いらしてくださいませ。
『箱根ガラスの森』、アジサイとバラが見頃です。
仙石原にある『箱根 ガラスの森 美術館』さんは 日本初のヴェネチアン・グラス専門の美術館で、年間50万人もの人々が訪れている とても人気の観光施設です。そして、お客様のリピーター率が なんと50%もあるとの事で、繰り返し 何度も、季節毎に訪れたくなる、魅力がたっぷりの美術館として有名です。
ここでは、その素晴らしい収蔵品の数々を鑑賞するのは 勿論ですが、レストランやショップも とても人気で、また、お庭のお散歩をのんびりと愉しむのも 素敵な過ごし方のひとつです。
この時期は、本物の植物のアジサイが数多く(約70種4500株も)咲いていることの他に、8月中旬頃までは クリスタル・ガラスのアジサイ『Ortensia(オルテンシア)』というアート作品も野外に展示されていて、その 美の共演が話題を呼んでいます。
また、西洋で生まれたオールドローズから 日本で作出されたモダンな品種まで、約200種300株のバラが開花し、写真の『モニュメントの壁』のバラが見頃を迎えています。
ところで、このブログでも度々「箱根は雨と霧の名所」とお話しさせて頂いて参りましたが、特に 山の上の方・仙石原地区は霧も多く、この『箱根 ガラスの森 美術館』さんは「雨の日のお庭が美しい」という事でも人気です。観光でお見えの皆様にとっては、お天気は 晴れるに越したことはないのですが、雨の日にこそ お薦めな美術館ですので、この梅雨の時期に ぜひ お出かけになってみてはいかがでしょうか?
アクセスなど 詳しくはこちら→『箱根 ガラスの森 美術館』さんHP
金曜日ですが、植物のお話しを。
毎週金曜日は、【ショップ通信】の日でしたが、今週は一回お休みして、植物の写真をお載せ致します。
連日、アジサイの話題ばかりですが、箱根は『紫陽花の名所』としても有名ですので、引き続きお話しさせて頂きます。
当ホテル 第二駐車場の脇に、ピンク色のアジサイが咲いています。
実際は もっと赤みが強いピンクなのですが、見たままに撮れず、残念。
日本では 土壌のPH値により、青系のアジサイが多いのだそうで、赤系のものを見ると 少し珍しくて、嬉しくなります。
他にも 細かい要因は いろいろ有るのだそうですが、だいたいの場合「土壌が酸性なら青・アルカリ性なら赤」となります。
でも、このすぐお隣りには、青みの強い紫色のガクアジサイが咲いていて、茎は 離れて伸びていますが、根本の部分を見ると ほとんど同じ所から生えているような感じで、とても不思議です。
ちなみに、この写真の左側に見える坂道は、正面玄関前の駐車場から降りて来る道で、L字形に進んで頂く( ↓こう来て →こう曲がる)と、この写真の右側の方に第二駐車場がございます。
ガクアジサイと言えば、その一種であるヤマアジサイについて 先日 掲載させて頂きましたが、
その時にお話しした「受粉が済むと装飾花が垂れ下がる」という状態を写真に撮りました。
風に揺られて、ちょっとボケてしまいましたが、6月6日のブログと同じ枝の花です。
これは 萎れてしまったのではなく、種子を遠くに飛ばす為に じゃまにならないように 下向きに変化した姿だと言うのだから、植物の知恵には いつも驚かされる事ばかりです。
昨日は夏至でしたが、箱根のアジサイの見頃は まだまだ続きます。
季節はずれの 赤いモミジ
この写真、右に青いアジサイ、左に緑のモミジの葉が写っていますが、真ん中の上と下の2箇所に 黄色から赤っぽい色に紅葉しかけているモミジの葉が有るのをご覧頂けますでしょうか?
下の方の枝をアップで撮ってみました。
アジサイの爽やかな青と、紅葉したモミジの組み合わせ、とっても綺麗です。
ホテル敷地内のお庭・木陰の広場で見つけました。
モミジの葉が赤くなるのは 秋だけではなく、条件さえ揃えば 他の季節にも いつだって起こりうる現象なのだそうで、その条件とは、最低気温が8℃より低くなる場合、もしくは1日の中での気温差が10℃以上ある場合、などと言われています。6月に入ってからは 最低気温が8℃以下の日はなかったと思いますが、5月は ありました。また、1日の中での気温差が10度℃以上な日は 6月も けっこうあります。
と、珍しくはないのだそうな現象ですが… やっぱり 実際に見てみると、ちょっと不思議な発見をしたような気分になります。
木陰の広場には 6月14日のブログに掲載させて頂いた 当ホテル名物【ハートあじさい】もございますので、ご滞在中に ぜひ ご覧くださいませ。
さて、ラストの写真は おまけ。
一見、何だか解りにくいのですが…「蜘蛛の巣」の写真なので、お苦手な方は ご注意くださいませ。
しかし、自然の美しさを感じた、とても綺麗な景色でしたので、載せさせて頂こうと思いました。
ちなみに、「家主さん ご不在(蜘蛛は居ない巣)」ですので、ご安心ください。
雨上がりに見かけた、たくさんの キラキラな しずく。
箱根は 国立公園ならではの自然豊かな環境ですので、昆虫天国と申しますか、様々な虫さん達が 数多く暮らしています。蜘蛛は、お苦手な方が多いと思いますが… 縁起が良いと言われたり、歴史深い旅館さんなどでは 大事にしているお宿もあるそうです。
また、昆虫と言えば、当ホテルでは 毎年恒例『夏休み お子様にカブトムシ(たまにクワガタムシも)のプレゼント』のご用意が進んでおります。スタッフが何代にも亘って育てているカブトムシファミリーのサナギ達が、次々と羽化し始めています。
当ホテルのアジサイたち、大量開花中です!
ホテル敷地内のお庭・木陰の広場では、6月14日のブログに掲載させて頂いた 当ホテル名物【ハートあじさい】の他にも、たくさんのアジサイが咲いています。
淡い色が綺麗な 小ぶりなもの、
鮮やかなブルーの 萼(がく)が大きめなもの、などなど、たくさん。
さらに、この3枚の写真 全て、遠くに 水色や白の丸っこいものが写っているのは、みんなみんなアジサイなんですよ。数え切れない程、大量開花中です!
ちなみに、本日の1枚目の写真は『ガクアジサイ』で、先日6月6日のブログに掲載したのは『ヤマアジサイ』です。その二つは似ていて、見分け方のポイントがいくつか有りますが、開花時期や背丈などは 育った環境に依っても変化しますので、一番の違いは 葉の特徴だと思います。
この写真では 葉がちらっとしか写っていませんが、『ガクアジサイ』は 葉にツヤが有り 厚くて 幅が広い形で、『ヤマアジサイ』は ツヤが無く 薄くて 細めの形です。
『ガクアジサイ』が園芸用品種って感じですが、そうとも限らず、野良咲きしているものもありますし…『ヤマアジサイ』が野山に自生しているイメージですが、園芸用の苗や鉢植えも多く売られていますし…と、迷ったら、ぜひ 葉っぱを観察してみてください。
フロント 細川
箱根登山電車の『あじさい電車』始まりました♪
今年もまた、箱根登山電車の『あじさい電車』の季節がやって参りました♪
こんにちは、乗り物マニアな 鉄子のフロントスタッフ、細川です。
本日は、初夏の箱根で、最も人気のある 観光イベントをご紹介させて頂きます。(ラストに☆耳より情報☆も ございます!)
箱根登山鉄道の沿線には 1万株ものアジサイが植えられていて、車窓を掠めそうな程 迫力満点に咲き誇っています。
この時期は、どの時間帯を走る列車も全て『あじさい電車』と呼ばれ、たくさんのお客様を乗せて 日本一の傾斜を山登りして行きます。
1枚目の写真は、大平台駅の近くで撮ったもの。モハ1型103号、1950年生まれの超ベテラン車両ですが、メンテナンスはバッチリで、まだまだ現役で活躍しています。
その中で 特に、6月16日から7月4日までの毎日、強羅駅行き1便と 箱根湯本駅行き1便のみ、(6月22日から7月1日は、強羅駅行き2便と 箱根湯本駅行き2便になります)特別運行の臨時列車【夜のあじさい号】が走るイベントが有ります。ライトアップされたアジサイを たっぷりと眺めることができるよう、徐行や停止を繰り返しながら ゆっくりと走るので、写真撮影のチャンスもたくさんあります。
今年の【夜のあじさい号】には、最新型の3000系『アレグラ号』と、以前より 人気の高い2000系『サン・モリッツ号』と、1000形『ベルニナ号』も走る予定なんですって。(系と形の字は、わざと遣いわけているのだそうです)日程により車型が異なりますので、お目当ての車両がお有りの場合は ご注意くださいませ。
2枚目の写真は、宮ノ下駅のホームにて撮りました。ライトアップされたアジサイがとっても綺麗です。
【夜のあじさい号】として運行される予定の車両たちについて、過去のブログでご紹介させて頂いております。
3000系『アレグラ号』、2000系『サン・モリッツ号』、1000形『ベルニナ号』
こちらの写真は、箱根湯本駅に停車中の『サン・モリッツ号』と『ベルニナ号』。駅員さんの手前に 腰くらいまでの高さの青い棒状の物と、足元には 曲がりくねったホースが見えます。散水タンクに水を入れてもらったり、出発前の準備中です。(箱根登山鉄道の車両たちは 皆、散水タンクを持っていて、走行中に車輪とレールの間に水をまきながら走っています。レールの磨耗を防ぐ為なのですが、普通の鉄道なら油を塗っていますが、日本一の急勾配を登るので 車輪が滑ってしまう為に、水をまいて走るんです。ひとつの車両に350リットルの散水タンクが2個 備え付けられていて、箱根湯本〜強羅間の1往復でほぼ空になってしまうそうです。)
さて、ここで、お待ちかねの ☆耳より情報☆を お伝え致します!!
この【夜のあじさい号】は 全席指定の予約が取りにくい事でも有名で、毎年 発売と同時に完売になる、とても入手困難なキップなのですが、
☆当日に キャンセル分の販売があるのを よく見かけます♪当ホテルへお見えのお客様、箱根湯本駅に着いたら、是非 チェックしてみてくださいませ。
☆そして、「結局 都合が合わなかったなぁ」って事になっても、なんと!かなり擬似体験ができてしまうのです。ライトアップは 7月8日までの毎日 18時30分から22時00分まで実施されますので、【夜のあじさい号】の前後に走っている 通常運行の電車に乗ってもご覧になることができるんです♪
また、お昼間の電車も 全て、走る線路は同じですので、明るい時間帯のアジサイ鑑賞も良いですよね♪
こんな、緑いっぱい!アジサイいっぱい!の中を走ります。木の葉の向こうに『サン・モリッツ号』がちらっと見えます。
忙しい日常を忘れ、爽やかな初夏の箱根でアジサイを愛でる旅に、ぜひ いらしてくださいませ。心よりお待ち申し上げております。
【夜のあじさい号】に関して、詳しくは こちら→チラシPDF
ショップ通信🍙箱根の漬物屋『すたみな漬』🍙のご紹介!
毎週金曜日は、フロント前・売店より 人気の商品や 新入荷のお知らせ などなど…の情報をお送りする、【ショップ通信】の日です。
今週は、ごはんのおとも部門より 🍙箱根の漬物屋『すたみな漬』🍙をご紹介させて頂きます。
最近、当ホテルのお朝食バイキングにて ご提供を始めさせて頂き、とてもご好評のお漬物です。
縦切り大根の にんにく風味の醤油漬けなのですが、そんなに ニンニク臭くないと申しますか、少しの香味が良いアクセントになっているけど「それが ニンニクだっだの?」と驚かれるお客様もいらっしゃいます。
創業明治二十七年の老舗である 小田原の『しいの食品』さんのお品物で、こちらは 四十年前に発売されて以来ずっと ベストセラー商品なのだそうです。
(箱根のお土産は 小田原の会社さんで作られている場合が多いのですが、その理由について 以前にお話しさせて頂いた事がございます。→3月16日のブログ)
食品サンプルのアクリルケースが光ってしまい、見えにくいのですが、マッチ棒くらいの長さの細切り大根は パリパリと歯応えが良く、鷹の爪と昆布も散らされていて、味わい深い美味しさです。
そして、今回のPOPは 立体的に作ってみました。この 上の方に有る のれん部分は、ぴらぴらと浮いている状態になっています。キャプションを もう少し細かく書くか?迷ったのですが、大きめの文字で シンプルにご紹介しております。
同じ箱根の漬物屋シリーズの商品は 他にも有り、全部で4種類を並べております。
左から『あじ六菜』『ぴりから瓜』『ぴりり茄子』と 『すたみな漬』となっており、いずれも500円(税別)です。
ご来館の際には ぜひ、お朝食で召し上がってみてくださいませ。
またまた発見!【ハートあじさい】💖
当ホテル名物【ハートあじさい】💖を、またもや 発見することができました♪
そして、今回も なんと、“あの株” から咲いたのです!!
ホテル敷地内のお庭・木陰の広場で、2014年・2015年と 連続で発見された【ハートあじさい】(過去の写真は 年号の所をクリックしてご覧くださいませ。2年分を一つのブログ記事に掲載したページへ飛びます)と、同じ場所の、同じ “あの株” 、たぶん同じ枝?から咲きました。
これはもう、ハートの遺伝子を持っているとしか考えられない、「ハートのさだめに生まれた 華やかに激しく生きろと生まれた」みたいな感じ、気高いムードさえ漂うような綺麗な紫色です。
見つけたら『恋に効く』『恋愛成就』などと言われ、全国的にもブームが巻き起こっているのだそうな【ハートあじさい】。当ホテルにお見えの際は、ぜひ お探しになってみてください。
では、アップで もう一度、どうぞ。
ちなみに、木陰の広場には 他にも多くの種類のアジサイが咲いていますが、まだまだ ツボミもたくさんございます。
小田原城あじさい花菖蒲まつり、17日まで開催中です!
箱根のお隣り 小田原のシンボルである小田原城は、北条氏が五代100年にわたり関東支配の拠点とした城で、四代当主氏政の時代に上杉謙信や武田信玄の攻撃を退けるなど “難攻不落・無敵の城”として知られています。
この季節、小田原城址公園では、約2500株の紫陽花と 約7000株の花菖蒲が咲き誇り、梅雨どきの鬱蒼とした気分を爽やかなものに変えてくれる『小田原城あじさい花菖蒲まつり』が行われています。
この期間中、午後7時から9時の間は 常盤木橋周辺の花菖蒲とあじさいのライトアップも行われ、幻想的な美しさの景色をご覧になれます。
また、6月16日(土)と6月17日 (日) は、いずれも午後2時から 和太鼓演奏のイベントが行われます。(雨天の場合は中止になるそうです)
平成31年3月末までの間の 土・日曜日および祝日は、小田原城銅門の特別公開も行われていて、普段は立ち入ることができない銅門内部を見ることができる(入場時間は午前10時より午後3時まで、入場料は無料です)ので、そちらも 話題になっている 小田原城へ、箱根旅行の前後に ぜひ お寄りになってみてはいかがでしょうか?
アクセスなど 詳しくはこちら→小田原城HP
旧街道からの 当ホテルの入り口をご案内させて頂きます
当ホテルは 東海道の旧街道【神奈川県道732号・湯本 元箱根 線】沿いにございます。
この道は、箱根湯本駅前の国道一号線とは がらっとムードが異なり、東海道五十三次の道程ですので 道幅が少し狭い部分もあり、また、(当館の近くは 七曲り峠に比べると緩やかですが)カーブしている箇所もございます。お客様には、お初めての道の 見慣れぬ景色の中をお越し頂くのですが、国立公園内である為に 看板の大きさ・色などに規定があり、特別に目立つような掲示をする事は出来かね、ご不便をお掛け致しております。
そこで 本日は、旧街道 【神奈川県道732号】から当ホテルへ入る時の入口を 写真にてご案内させて頂きます。
こちらは 芦ノ湖の方面から 畑宿を経由して来られた場合、進行方向の左側に見える 当ホテルの看板です。
この写真の中で 白い看板とグレーの看板が見えますが、その間を左折して、坂道を降りて頂くと 当ホテルの駐車場がございます。
こちらは、上の写真を逆から見たところ。箱根湯本駅方面から 湯本郵便局・湯本小学校の前を通過して来られた場合、進行方向右手に当ホテルの看板が見えて来ます。
この写真の中で 板張りの塀と白い看板の間を右折して、坂道を降りて頂きます。
坂道を降り始めると すぐに、ホテルの建物が見えて来ます。
ご来館の際の交通のご案内は こちら→アクセス
アジサイが美しい時期になり、週末などは 道路のお混雑も増えています。どうぞお気をつけてお見えくださいませ。