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「箱根の植物」の記事一覧
今年も咲きました!【ハートあじさい】💖
ホテルおくゆもと名物【ハートあじさい】💖が、今年も咲きました!!
当ホテルのお庭・木陰の広場で、2014年・2015年と 連続で発見された【ハートあじさい】(過去の写真は 年号の所をクリックしてご覧くださいませ。2年分を一つのブログ記事に掲載したページへ飛びます)ですが、
2016年は 探してみたものの 見つけられず… 2017年は耐震リニューアル工事期間中で、歩き回れない場所が多くて 探しに行けず…
今年こそは!と思っていたところ、この ちらほら開花し始めたばかりの時期に、早くも 出会うことができました!!
「3年振り3度目の登場(高校野球みたいな言い方ですね)を記念して、少しアングルを変えたりして、もう1枚、もう1枚、」と、何枚も 写真を撮ってみたのですが、1枚目の写真の方が よりハッキリとハートの形がご覧頂ける感じでしょうか?
ちなみに、今年は 木陰の広場ではなく、第二駐車場の脇の植え込みで見つけました。
木陰の広場にも たくさんアジサイが咲きますので、そちらでも探してみようと思っています。
この周りの株たちには、まだまだ ツボミがいっぱい有りますので、続々と開花してくれるのを楽しみに、今後も観察を続けて参ります。
某テーマパークの「隠れ 〇ッキーを探せ」みたいに、ホテルおくゆもとで【ハートあじさい】を探してみませんか?皆様のお見えを 心よりお待ち申し上げております。
フロント 細川
アジサイ、開花しました!
5月9日と13日のブログで、ほぼ定点観測の写真をお載せしていたアジサイが、開花しました!
当ホテルの駐車場の脇にある 植え込みの紫陽花です。
ちなみに、以前にもお伝えしておりましたが、アジサイの花のように見えている部分は 実は『萼(がく)』であって、『本当の花』は 真ん中の丸ポチの所に有ります。町のポータルサイトなどで『開花情報』と言うのは、その『萼』が開く時期をお知らせしているので、こちらでも「開花!」とお伝えしております。
また、第二駐車場の周りにも いくつかの株があり、そちらも開花し始めていました。
こちらは、ほんの少し 開き始めたところ。まだ、緑色の『萼』が 少し見えて来たばかりです。
箱根はアジサイの名所。箱根登山鉄道の線路沿いに咲く数だけでも 約1万株と言われていますが、町全体では100万株くらい有るのではないかしら?と思います。
そして、箱根は「雨と霧の名所」とも言われ、雨の箱根も また 美しく、樹木に降り注いだ雨の爽やかな香りや、霧雨の空気の美味しさ、たっぷりと潤い 艶を増す植物たちの鑑賞などを、ぜひ お愉しみ頂きたく思います。
ご旅行の計画に「お天気が心配…」と仰る方が多くなる こらからの梅雨の季節、そんな時期にこそ 箱根がお薦め!です。ぜひ ぜひ、皆様にお見え頂きたく、心よりお待ち申し上げております。
フロント 細川
やわらかな若葉が美しい季節です
ご近所の桜の木、やわらかな若葉が陽の光に透けて、とっても綺麗です。
遠くの木々の向こうには、青空というよりも 明るくて白く見える程の 眩しい空が広がっています。
この時期の箱根湯本は、お昼間の平均気温が23~25℃くらいと言われています。良く晴れた日は もう少し暑かったり、しかし、雨降りになると ちょっと涼しかったり、なんとも微妙な感じなのですが、概ね 過ごし易い日々が続いております。
ご旅行にお見えの前に、天気予報で気温をお調べになり、服装などのご準備をするお客様が多いかと思いますが、箱根は 一つの町の中での標高差が激しく、予測が難しい場所だと言われます。
当ホテルのございます箱根湯本の地区は、標高が100mちょっとくらいで、気候は 東京・横浜などの都市部と あまり変わらないかと想うのですが、やはり 樹木が多い分、空気が爽やかで涼しく感じると仰るお客様が多いです。
山の上の方では、強羅で標高500m以上、芦ノ湖で700m以上、大涌谷は1000m以上もの高さがありますので、風が強い時などは 肌寒く感じる場合もございます。女性のお客様や 小さなお子様とご一緒のご旅行には、一枚 羽織る物か、ストールなどをお持ちになると、ご安心かと思います。
箱根湯本駅前の『あじさい橋』から 小田原方面を眺めたところ、左手に 駅舎のアーチ型の側壁が見えています。
遠くのお山をアップで撮ってみると、ブロッコリーみたいに モリモリとした緑のカタマリが たくさん見えます。なんだか とっても 元気いっぱい!な印象の緑軍団の中で、黄緑色のモリモリっとしている部分は、きっと やわらかな若葉なのだろうなぁ…って思って見ていました。
フロント 細川
こもれびキラキラの箱根湯本です
ここ数日、快晴の天気予報となっております 箱根湯本です。
こんにちは、フロントの細川です。
休憩時間にホテル敷地内を歩いていたら、ちらちらキラキラと眩しい光を感じて、見上げると 風に揺れる樹木の葉の間から『こもれび』が射していました。
この『こもれび』という言葉、『木漏れ日』『木洩れ日』などと書きますが、私は、なんとなく ひらがなの優しい感じがする書き方が好きです。
美しい日本語の響きと 自然の情景を愛する心を繊細に表現していることに驚く、外国人の方々が多いのだそうで、「一言では英語に翻訳できない言葉」と話題になっているのだそうです。
世界で通じる日本語といえば、私が子供の頃は「『上を向いて歩こう』の歌が外国では『スキヤキ』って呼ばれているんだって、なんでだろう?不思議!」なんて言っていましたが…近年は その数がぐっと増え『マンガ』『カラオケ』などが通じるのは 世界的流行のお陰ですが、『モッタイナイ』という言葉が 広まったのには 日本人として とても誇らしい気持ちになります。
などと言いつつ、1枚目の写真はシルエット状の色合いでしたので、もう1枚。
木々の向こうに見える青空が眩しい、気持ちの良い季節です。
箱根は『雨と霧の名所』とも呼ばれ、雨の箱根も また 美しいのですが…梅雨に入る前、ゴールデンウイークのお混雑の後の、今、観光や散策に最適な時期ですので、ぜひ 遊びにいらしてくださいませ。
アジサイのツボミ、その後…
5月9日のブログで、当ホテル 駐車場の脇にあるアジサイのツボミについて お話しさせて頂いて頂いておりましたが、その後、更に成長し続け、いよいよ 開花が楽しみになって参りました。
↓こちらが5月9日の写真、まだ ギュッっと巻かれた 固いツボミです。
↓こちらは昨日の様子、一粒ずつが大きくなり、ほころんで、チョンチョンと尖ったものが見え始めています。
ご近所では、桑の実も 赤くなり始めています。葉っぱが ギザギザになる程に、たくさんお召し上がり頂いているようで、さすが 昆虫天国・箱根!って感じです。
初夏は チョウチョやハナムグリなどの昆虫観察が楽しい時期です。
昨日もまた、このアジサイの隣の植え込みに 大きな蝶がお食事をしに来ていました。
5月9日のブログと似た写真ばかりになってしまいましたが…
このラストの1枚は、お花の数が違います。同じ所で撮ったのですが、ツボミから開花し、だいぶ賑やかになりました。
(前回 この花の事をお話しするのに「ツツジ」と書いてしまっていましたが、「サツキ」の間違いでした。失礼致しました。)
フロント 細川
『星の王子さまミュージアム』の ローズフェア☆彡
仙石原にある『箱根★サン=テグジュペリ 星の王子さまミュージアム』さんで、5月26日(土)から7月8日(日)まで『ローズフェア』が開催されます。(6月13日は休園日です)
こちらは、世界中で読まれているロングベストセラー小説『星の王子さま』(総販売部数は1億5千万冊以上なのだそう)の世界と、作者サン=テグジュペリの生涯を紹介したミュージアムで、敷地内の広場や通りには 物語の登場人物の名前が付けられていたり、フランスの街並みを再現した建物や 素敵なガーデニングを鑑賞するのも愉しい、人気の観光スポットです。
その『星の王子さま』の作中に書かれている 赤を基調としたバラの咲くローズガーデンが、1年で最も美しい見頃の時期を迎えます。
ローズフェアの期間中、ミュージアムショップでは バラをテーマにしたグッズを多く取り揃え、また、レストランでは 数量限定でローズスイーツを提供するとのこと。とっても楽しみですね♪
イベント内容など、詳しくはこちら→RoseFair2018
この機会に、ぜひ お出かけになってみてはいかがでしょうか?
アクセスなど 公式情報は こちら→ 『星の王子さまミュージアム』さんHP
アジサイのツボミ、育っています♪
当ホテル 駐車場の脇にある、アジサイです。ツボミの部分が だいぶ大きくなって来て、只今 500円玉くらいの直径になりました。
こちらは 特に 水やりなどをしていなくて、自然のままの 雨と陽射しを浴びて、健やかに 逞しく 成長して来ています。
毎年、盛りを終えた後に 一度バッサリと茎を切っておくと、また翌年に綺麗に咲いてくれるので、たまに庭師に変身する フロントの男性スタッフ達が切っているのですが、お手入れと言えば その “年に一度の切り戻し” くらい…。あとは 本当に、自由に マイペースに暮らしてもらっています。
今年も 皆様の目を愉しませるべく、モリモリと咲きそうに 粒が詰まったツボミが どんとんと育っています。
ぜひ、ご来館の際に ご覧くださいませ。
さて、こちらの写真は おまけ。
アジサイの隣にあるツツジにとまった蝶、クロアゲハかカラスアゲハかしら?ひらひらと優雅に舞い、とっても綺麗でした。
フロント 細川
箱根 湿生花園で『青いケシ フェア』開催中です!
仙石原にある『箱根 湿生花園』さんでは、5月13日まで『ヒマラヤの青いケシ フェア』が開催されています。
そちらは、総面積3万㎡の広さの園内に、低地から高山まで日本の各地に点在する湿地帯の植物200種、草原や林、高山植物1,100種、また、外国の山野草などを含め、約1,700種の植物を見ることができる植物園なのですが、この時期は 特に珍しい植物である『ヒマラヤの青いケシ』が咲く事でも とても有名です。
その花は、ヒマラヤと中国の奥地のほか、それに隣接する地域のみ分布が限定されている 非常に貴重な植物で、花色の美しさから「天上の妖精」「幻の花」と呼ばれています。
約1,000株もの 神秘的な青い花は、今年は 例年より早く開花し、5月の中旬頃までが見頃となっているそうです。
青は、母なる海や 澄みわたる青空を連想し、不思議と安らぎを感じさせてくれる色で、「平和」や「信頼」といった印象を人に与える効果があるんですって。
この花の色は アイスブルーと言うか、涼やかなイメージと、氷細工のような 儚げな程の美しさを感じるような気がします。
園内には 他にも季節の花がたくさん咲いていて、アイヌの恋の伝説の話に登場する『クロユリ』や、「隠された美」という花言葉の 控えめだけど可愛らしい花『ヒトリシズカ』なども 今が見頃となっています。
この時期にご覧になられるお花のご案内は こちら→花だより
仙石原は 芦ノ湖にも近く、また、美術館などの見どころが多くございます。その中でも『箱根 湿生花園』さんは、マイカーでは もちろん・公共交通機関でも ご便利な所にありますので、ぜひ この機会に、お出かけになってみてはいかがでしょうか?
アクセスなど 詳しくはこちら→『箱根 湿生花園』さんHP
箱根 強羅公園のバラが咲き始めています♪
箱根登山電車の終着駅 強羅より徒歩5分程、また、強羅駅よりケーブルカーに乗り換えて『公園下(こうえんしも)駅』または『公園上(こうえんかみ)駅』で下車して 徒歩1分程の所にある『箱根 強羅公園』さんは、国の登録記念物にもなっている 日本初のフランス式整型庭園です。その フランス式というのは、左右対称に幾何学的に花壇や池などを配置した造園の方式のことで、実際に園内を歩いていても そう感じるのですが、園内マップを見てみると その美しさには とても驚かされます。それが大正3年に造られたそうで、なんともハイカラでモダンな開園だった事と思います。
季節ごとに色とりどりの花が咲き、一年中 様々なお花見を楽しめる植物園とも言える公園ですが、この時期は 特に、ローズガーデンに約140品種・1000株ものバラが咲く事で有名です。
本日掲載の写真は いずれも例年の様子ですが、今年は 只今が開花し始めの状態で、これから見頃を迎えようというところです。
園内には 他にも、熱帯植物館・熱帯ハーブ館・ブーゲンビリア館といった温室や、吹きガラス・陶芸・とんぼ玉・サンドブラストなどの手作り体験ができる工芸館『箱根クラフトハウス』も あります。
また、5月6日までは、『春の花 販売会』が行われていて、お気軽に育てられる苗木・苔玉盆栽と、本格的に栽培する用の大株の植物や、花台やインテリアに使う為の貴重な木材なども扱っていて、ガーデニング好きなお客様に 大変ご好評なのだそうです。
ところで、冒頭で申しました 最寄り駅について…ですが、
こちらの公園は 全体が坂になっていて 正門と西門とでは約40メートルの標高差があります。坂の下の方が正門で その横 徒歩1分程の所に箱根登山ケーブルカー『公園下(こうえんしも)駅』があり、坂の上の方が西門で その横に『公園上(こうえんかみ)駅』があります。また、『強羅駅』から徒歩5分程で行けるのが正門です。
お御足にご不安がお有りの方は、『公園上(こうえんかみ)駅』まで箱根登山ケーブルカーで行き、西門から入り 坂をくだりながら園内をご覧になるのがお勧めです。
アクセスなど、詳しくは こちら→『箱根強羅公園』さんHP
モミジに種ができました
先日 4月18日のブログに モミジの花の写真を載せさせて頂きましたが、その後、同じ木に 種ができていました。
葉っぱの上に ニョキっと顔を出した うっすらピンク色の種、とっても可愛いです。
これから 秋までずっと長い時間をかけて熟成し、葉が枯れる11月頃に 枝から離れて飛び立ちます。
この 翼のような形の種は、プロペラのように くるくると回転し、風に舞いながら とてもゆっくりと落ちて行きます。今は 2つの種がくっついている状態で、割れて半分の大きさになって、それで1つ分です。
普通に真下にポトッと落ちるのではなく、落下速度を遅くすることで 少しでも遠くに種子を運ぼうという植物の知恵には 感心しきりです。
その距離は、なんと!風速5mの時に15mの高さから落とすと 約50mも遠くに運ばれるとの記録もあるそうで、もっと風が強い日なら あの山の方までだって 飛んでいけるかも知れません。
遠くに見えているのは『湯坂山(ゆさかやま)』、当ホテル大浴場の温泉露天風呂からもご覧頂ける山です。
(このブログでも何度か お話しさせて頂いておりましたが、『湯坂山』は「お湯が湧き出る坂」が名前の由来なだけあって、温泉が湧いています。当ホテルは源泉を3本持つ 豊富な湯量が自慢のひとつである宿でございますが、その内の1本は この『湯坂山』より引いている温泉です。)
風薫る五月、本日の箱根湯本は、只今 快晴です。新緑の葉や 新しい種子など、若い植物たちのエネルギーに溢れる箱根へ、ぜひ 遊びにいらしてくださいませ。
フロント 細川