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ブログ|箱根の旅館ならホテルおくゆもと

箱根の旅館 箱根湯本温泉 ホテルおくゆもと より最新情報を配信してまいります。

「箱根の植物」の記事一覧

夏の白い花たち

当ホテル入口の道の脇に 白くて小さい花がたくさん咲いています。空木(ウツギ)の仲間でしょうか?

と思って 弊社のInstagramに載せたら、植物に詳しいスタッフが訂正してくれていました。「アベリア」という花だそうです。

この木を左手に見ながら 坂道を降りて頂くと、当ホテルの駐車場へとご到着です。

 

ホテルのお庭『木陰の広場』では 華やかな印象の白い花が咲いています。

日当たりの良い場所で、大きな花弁を ひらひらと風に揺らして、夏の貴婦人って感じです。

 

こちらは、通勤の道で見つけた、小さな小さな 白い花。

小指の爪くらいの小ささな細身の花、茎も細くて 儚げな感じ、とっても可憐な印象。

一度 ピンボケな写真を撮ってしまい、翌日に再度 撮ろうと思ったのでしたが、見落としてしまい 通り過ぎ・戻って探して やっと見つけた!ってくらいに、ひっそりと咲いているんです。その控えめな感じが、また いじらしく、なんて可愛らしい花なのかしら?と とても気になって、

何て名前? 君の名は? …と 調べたところ、

やっと解りました。たぶん、この花の名前は、

「ヘクソカズラ」ちゃん ですって。

えっ?あれれ?見間違いかしら? うーん なんですって? …と 更に調べてみたら、

漢字表記は「屁糞葛」と。

なんともかわいそうな名前の植物ですが、果実は民間療法の薬に使われたり、美容に良い 手作り化粧水にも役立つのだそうです。

そして、その名前の由来は、葉や茎に悪臭があるから なのだそうですが、風が強かったせいか 写真を撮っている時は 特に感じませんでした。もっと近くで嗅いでみたら どんな臭いがするのか?ちょっと興味があります。

 

箱根の植物

これから咲く、珍しいアジサイがございます。

7月15日のブログで「これから開花する 遅咲きの品種のアジサイも有るのです!」とお話しさせて頂きましたが、そのアジサイは 只今、まだまだツボミの状態です。

小さいツボミと、

ちょっと大きめのツボミ、

たくさんのツボミがあります。

 

ところで、アジサイのツボミと言うと、

↓このような形(こちらは5月13日のブログに掲載した 別の場所にある株の写真です)が一般的なのですが…

上の2枚の写真は、3枚目の写真とは だいぶ様子が違います。

 

そうなんです、この1・2枚目の写真のアジサイは、小さい粒々の集まっているツボミから それぞれに開花するのではなく、大きな球状の一つのツボミの中に ガクアジサイが丸ごと入っているのです。その大きな球体がパカッっと割れて、くす玉から紙吹雪が飛び出すかのように、白と紫色の花が顔を出します。

例年、8月から9月くらいに咲くのですが、今年は 桜の開花が早かった事に始まり 全てのお花が早めに咲いているので、このタマアジサイも 早く咲くかも知れません。

木陰などの 少し暗い所の方が、より一層 元気に、美しく咲く品種なので、そんな性質も併せて 涼し気な印象のアジサイです。開花を楽しみに、観察を続けて参ります。

 

フロント 細川

 

箱根の植物. 紫陽花・あじさい『開花状況』

アジサイに実がなりました

当ホテル駐車場の脇、シダレザクラの木の下で 木洩れ日を浴びながら咲いているアジサイ。

日当たりの良い所では 見頃を過ぎてしまったアジサイの株も多いのですが、このように 少し涼しい所では まだ綺麗に咲いてくれています。

 

さて、2枚目の写真は、先日 6月22日のブログに「受粉を済ませると装飾花の向きを変える」というお話で掲載した写真と同じ ヤマアジサイの株ですが、その後、両性花の部分に実がなりました。

↓2枚目の写真の右下の花をアップで撮ったところ。

丸っこい実にツンツンとした角が生えているような形です。

 

↓違うガクアジサイにも実がなっていました。こちらは周りの装飾花が水色の花です。

トトロみたいな?ウルトラ怪獣の誰かみたいな?なんとも可愛らしい形。

この中に小さな種子ができて、しばらく経つと 上の所に穴が開いて、そこから種が飛び出します。

 

…と、見頃が過ぎて変身したアジサイたちが 当ホテルの敷地内にはたくさん居ますが、

なんと!これから開花する 遅咲きの品種のアジサイも有るのです!

夏本番の暑い盛りに、 涼し気な色で繊細なつくりの ちょっと珍しいアジサイが咲きますので、ぜひ ご期待くださいませ。

 

箱根の植物. 紫陽花・あじさい『開花状況』

先だけ赤いモミジ、より一層 美しくなりました。

毎週金曜日は、【ショップ通信】の日でしたが、今週はお休みして、植物の写真をお載せ致します。

ホテル敷地内のお庭・木陰の広場に 季節はずれの赤いモミジの木があるのを6月21日のブログに掲載させて頂きましたが、アジサイの見頃が過ぎて このモミジの木が目立つようになって来て、より一層 美しく感じるように見えます。

1枚目の写真の木を 少しズームアップしてみると、

赤と黄色、緑の葉が重なり合い、とっても綺麗です。

 

近くの木の葉には、直径5cmくらいの 大きめのカタツムリ君が居ました。

 

同じ日に 違う葉っぱでもカタツムリ君を見つけました。どアップで撮ったので大きさが解りにくいのですが、こちらは 小指の爪くらいの小ささで、空の色も薄く、ポチっと ちんまりと くっついていました。

 

もうすぐ夏休み、箱根には たくさんのレジャー施設や観光スポットがございますが、お子様達には ぜひ、国立公園ならではの山々の景色や 樹木の美しさ、野鳥や昆虫など 生き物たちの姿をご覧頂き、自然いっぱいの中で 思いっきり遊んで頂けると嬉しく思います。

 

箱根の植物

木陰の広場、そろそろ アジサイの見納めです。

当ホテルのお庭『木陰の広場』では、毎年 数え切れない程たくさんのアジサイが咲きますが、7月も半ばになり、そろそろ 見納めの時期がやって参りました。

見頃が過ぎた茎は 剪定を進めておりますので、まだ綺麗に咲いている株は だいぶ少なくなっていますが、カリカリに枯れたり へなへなに萎れたりはしていないので、もう少しの間は 綺麗に咲いていてくれそうです。

お昼間は やはり暑くなってしまう日が多いのですが、山から吹く風が 夜は少し爽やかな香りになる箱根湯本です。

本日は 山の上の方では霧が出ている様子で、お初めてでご覧になるお子様方は 珍しくて興味深そうなご様子ですが、お車の運転などには どうぞお気をつけくださいませ。

 

箱根の植物. 紫陽花・あじさい『開花状況』

駅の近くも、まだアジサイが綺麗です。

箱根湯本駅・駅前の赤い欄干の橋『あじさい橋』を渡り、駅を背に 左側に進むと、箱根町役場や『郷土資料館』があるのですが、その近くでは アジサイを まだまだ綺麗にご覧頂けます。

ツボミも けっこうたくさん有ります。

ここは ちょっと日陰になる場所なので、成長のスピードがゆっくりな感じです。

 

ちなみに、『郷土資料館』にて、7月21日から9月4日まで「HAKONE NO UKIYO-E ~箱根の浮世絵」展覧会が行われ、また、「浮世絵をすってみよう!!」という体験イベントでは オリジナルの版画を使って、浮世絵の「摺り」を体験することができます。。浮世絵の仕組みが学べるうえ、印刷した版画は 記念に持ち帰ることができる とっても貴重なチャンスです。その体験イベントは 会期中の毎週土曜日(7月21・28日、8月4・11・18・25日、9月1日)の9時から16時30分の間に参加でき、事前の申し込みは不要だそうです。

詳しくは こちら→箱根町HP

私も 他の体験イベント(「ミニわらじを作ろう!」など いくつか、常時 開催されています)に参加した事があるのですが、簡単に作れた割には しっかりと出来上がり、また とても良い記念になりました。「『郷土資料館』って 他の観光スポットと比べて、静かなムードかしら?」なんて思っていたら、お子様達がワイワイと盛り上がっていて 賑やかで、一緒になって 楽しく過ごすことができました。

箱根の歴史に触れ、また、珍しい体験もできますので、ぜひ お寄りになってみてはいかがでしょうか?

 

フロント 細川

 

箱 根-観光. 箱根の植物. 紫陽花・あじさい『開花状況』

ガクアジサイも咲き始めました

当ホテルのお庭『木陰の広場』では、日当たりの良い所では 見頃を過ぎたアジサイもございますが、少し日陰の場所や 木洩れ日が射すくらいの場所では まだまだアジサイが綺麗に咲いています。

 

「一見 花のように見える部分は『萼(がく)』で、本当の花は 丸ポチの部分」という話の時の『萼』と、

『ガクアジサイ』の漢字表記である『額紫陽花』の『額』は、字が違います。

額縁のように 真ん中の花を飾っているので『額紫陽花』と名付けられたのだそうで、真ん中の花は【両性花】、外側の花は【装飾花】です。

 

【両性花】に 丸いツボミと開花した花が、半々くらいの数あります。ツボミは青と緑の二種類の色で、形が ジャンケンのグーみたいです。

こちらは【両性花】が満開。パヤパヤとした細い花糸が たくさん立ち、とても綺麗です。

また、左手前の【装飾花】の中の花も咲いています。【装飾花】の『萼』の数は 通常は4枚なのですが、こちらは5枚で 少し珍しいものです。

 

『ガクアジサイ』ではない方の、『普通のアジサイ』にも、元気な株がございます。

今日は ちょっと小雨が降って、涼しい箱根湯本です。

『木陰の広場』では、一部 見頃が過ぎた株は 切り戻し(来年の為に剪定)を始めていますが、まだ 綺麗に咲いている花もご覧頂けます。

 

フロント 細川

 

『おくゆもと』からお知らせ. 箱根の植物. 紫陽花・あじさい『開花状況』

箱根のアジサイ、まだまだ元気です!

先月末に関東地方も梅雨明けしましたが、それが6月中だったのは 観測史上初だったそうで、今年は 桜の開花が早かった事から始まり、アジサイの萼(がく)が開いたのも、季節の移り変わりの全てが とても早く進んでいるような感じです。

梅雨が明けた瞬間から、いきなり夏本番に突入してしまったかのように、全国的に暑さが厳しくなって参りましたが、箱根のアジサイ達は まだまだ元気です!

 

そして、アジサイの『本当の花』が咲きました。

このブログでも何度かお話しさせて頂いておりましたが、アジサイの花のように見えている部分は『萼(がく)』であって、『本当の花』は 真ん中の丸ポチの所に有ります。そこが咲くと、本当の本当に「開花」となるわけですが、当ホテルの第二駐車場の脇のアジサイ(6月22日のブログに掲載した株)に、ついに『本当の花』が咲いたのです。

この写真の中で、真ん中と左側の花が咲いていて、右側の花は まだ 丸ポチの状態です。

アップで見ると、すごーく小さいけど、しっかりとお花の形をしています。

 

雨が少ない この陽気では、アジサイ達が 少し乾きぎみな感じもしますが…木陰に生えている株などは、涼し気に 健やかに過ごしています。

駐車場の脇のシダレザクラの大きな木の下にある 柏葉紫陽花。6月3日のブログ 3枚目の写真と同じ枝です。頼りなさげな印象の若い枝だったのですが、すっかりモリモリとした感じになり、八重咲と申しますか 華やかに重なった萼の重さに 首を垂れる姿勢になっています。

左側の枝をアップで撮ってみると、先が尖った形の萼が見えます。

この品種に関して 詳しくは解らないのですが、ホテル敷地内の他の場所に生えている柏葉紫陽花は 日当たりや水分量の微妙な加減で 萼が茶色く変色し易いように感じます。こちらは、陶器のような、象牙のような、白さと艶を 長い期間に亘り保っていて、この環境がとても合っているみたいです。

 

 

晴れた日のお昼間は、箱根でも やはり暑いのですが…都市部に比べて、夕方になり 陽が傾くと涼しくなるのには、箱根ならではの良さを実感します。

7月に入っても まだアジサイを鑑賞して頂ける箱根へ、ぜひ 遊びにいらしてくださいませ。

 

フロント 細川

 

箱根の植物. 紫陽花・あじさい『開花状況』

実りの初夏

当ホテル敷地内の梅の木、実が色づいてきました。

こんなに たくさん、すごい数です。

この木に花が咲いていた時の写真は、3月15日のブログに載せさせて頂いておりました。

旧街道 【神奈川県道732号】から当ホテルへ入ってすぐ、L字形に進んで頂く( ←こう行って ↑こう曲がる)のですが、その左に進む時の右側に見える景色が 3枚目の写真です。この写真の中で、一番左に この梅の木、右側の植え込みの向こう側に 枝垂桜(しだれざくら)の木、一番右の奥の方に ホテルの建物がちらっと見えています。

 

そして、こちらは、通勤の道で見かける 椿の実。

緑から赤へのグラデーション、ツヤツヤに輝く光が とても綺麗。

この木に花が咲いていた時の写真は、3月13日のブログに載せさせて頂いております。

 

初夏の箱根は、様々な花が咲き、また 春に咲いた花が結んだ実も生り、植物たちの彩りが とても賑やかです。

お忙しい毎日から離れ、のんびりと過ごす箱根旅へ、ぜひ いらしてくださいませ。

 

箱根の植物

『箱根ガラスの森』、アジサイとバラが見頃です。

 

仙石原にある『箱根 ガラスの森 美術館』さんは 日本初のヴェネチアン・グラス専門の美術館で、年間50万人もの人々が訪れている とても人気の観光施設です。そして、お客様のリピーター率が なんと50%もあるとの事で、繰り返し 何度も、季節毎に訪れたくなる、魅力がたっぷりの美術館として有名です。

ここでは、その素晴らしい収蔵品の数々を鑑賞するのは 勿論ですが、レストランやショップも とても人気で、また、お庭のお散歩をのんびりと愉しむのも 素敵な過ごし方のひとつです。

 

この時期は、本物の植物のアジサイが数多く(約70種4500株も)咲いていることの他に、8月中旬頃までは クリスタル・ガラスのアジサイ『Ortensia(オルテンシア)』というアート作品も野外に展示されていて、その 美の共演が話題を呼んでいます。

 

また、西洋で生まれたオールドローズから 日本で作出されたモダンな品種まで、約200種300株のバラが開花し、写真の『モニュメントの壁』のバラが見頃を迎えています。

 

ところで、このブログでも度々「箱根は雨と霧の名所」とお話しさせて頂いて参りましたが、特に 山の上の方・仙石原地区は霧も多く、この『箱根 ガラスの森 美術館』さんは「雨の日のお庭が美しい」という事でも人気です。観光でお見えの皆様にとっては、お天気は 晴れるに越したことはないのですが、雨の日にこそ お薦めな美術館ですので、この梅雨の時期に ぜひ お出かけになってみてはいかがでしょうか?

 

アクセスなど 詳しくはこちら→『箱根 ガラスの森 美術館』さんHP

 

箱 根-観光. 箱根の植物. 紫陽花・あじさい『開花状況』

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