ブログ|箱根の旅館ならホテルおくゆもと
「箱根の植物」の記事一覧
アジサイが、まだ咲いています!
8月も半ば、暦の上では もう とっくに秋だというのに…
なんと!箱根・芦ノ湖では、まだアジサイが咲いているんですよ!!
こんにちは、フロントの細川です。
一昨日、芦ノ湖の元箱根港に遊びに行って来ました。
そちらは 標高が731mもあり、また 霧雨が降っていたので、ちょっと 冷たい風が吹き、空気が とっても美味しかったです。(箱根湯本駅が 標高108m、ホテルおくゆもとは 標高208mです。)
ちょうど、海賊船『ビクトリー号』が入港して来ました。
芦ノ湖には3つの海賊船がありますが、こちらは 何年前だったかしら?ドラマの撮影で 小○旬さんが乗った船なんですって。
そうそう、このブログの6月7日の記事でも、
「一般的に花びらのように見えている部分は、『萼(がく)』であって、“本当の花”は 真ん中の“丸ポチ”の所にあります。」と
お話しさせて頂いておりましたが、
もう、この時期ですので、みんな“本当の花”も 開花済みかと思いきや…
有りました!有りました!まだ 小さな堅いツボミも、たくさん!!
こちらが 開花済。
こちらが ツボミ。
この写真は、左の方に ひとつだけ 開花している花が有り、他はみんな ツボミです。
一番最初に掲載した 箱根神社さんの鳥居も見えている写真は、葉っぱの色が薄く 斑点も出ていますが、こちらは ぐぐっと濃い緑が鮮やか!!とっても元気な印象です。
この調子だと、8月末でも まだまだ ご覧になることができそうですね。
世間では 厳しい残暑が続くようですが…
ホテルおくゆもとの周りも、夜は だいぶ爽やか〜♪。芦ノ湖の周辺は、お昼間でも とっても涼しい♪ですので、夏休み後半のご旅行には、箱根へ、ぜひ!ぜひ!お見えくださいませ。
今年も発見!【ハートあじさい♪】
ホテルおくゆもとの お庭『木陰の広場』にて、今年も発見しました!
【ハートあじさい♪】です!!
今年のは、ちょっと まるまるっと し過ぎかしら?と思いつつ…
こんにちは、フロントの細川です。
ちなみに、去年のは コチラ↓
そして、なんと!なんと!
この2枚の写真は、同じ場所の・同じ株・たぶん同じ枝?を撮ったもの なのです!!(紫陽花の色は、土のpH値によって決まるそうで、全く同じ株でも、毎年 色が変わったりするんですよ。)
これは、来年も期待できますね〜。きっと、また【ハートあじさい♪】を咲かせてくれると信じ始めちゃっています。
どこぞのお寺さんでは、写真に撮って恋愛のお守りにするのが 大ブームになっているのだそうな【ハートあじさい♪】、
なんだか良いことありそう☆彡な 嬉しい発見を、ぜひ 当ホテルでなさってくださいませ。
ご近所 紫陽花(あじさい)ウォッチング♪
前回、ホテルおくゆもとのお庭『木陰の広場』で撮った 紫陽花の写真を掲載させて頂きましたが、
そこは 背の高い樹木に囲まれた 文字通り“木陰”なので、成長のスピードは ちょっと ゆっくりさんな感じなのです。
では、箱根湯本の町 全体では、どんな状態かな?と、ご近所 紫陽花ウォッチングに出かけて参りました〜♪
こんにちは、フロントの細川です。
当ホテルから 徒歩15分以内くらいの場所で見かけた 紫陽花たちです。
濃い紫色が綺麗な額紫陽花。その向こうには、当ホテルの 温泉・露天風呂から見える須雲川の 少し下った所の流れが ぼんわりと見えています。
淡い水色とパヤパヤとした花糸がカワイイ額紫陽花・紫と白の本紫陽花も、
あらら、だいぶ育っちゃってるわ〜!と ちょっと焦りましたが、大丈夫。まだまだ、こんなに若いツボミも有りました。
ちなみに、「花びらのように見えている部分は、本当は 萼(がく)なんですって」とお話ししておりましたが…そうなんです、だから なんと 枯れても散らないんですよ!
この写真で、下の方をご覧ください。茶色く カリッっと コーンフレークスみたいになっている部分、これは去年の萼なんです。
紫陽花は「切り戻し」と言って 見頃が過ぎたらバッサリと茎を切ってあげる必要があり、それをしないと 来年に咲けなくなってしまうのですが、こちらは切り忘れられちゃったみたいで、こんなに枯れても 散らずに残っていました。
雨ニモマケズ・風ニモマケズ ずっと耐えて来たなんて、すごい!ド根性!!って感じですが、箱根は 登山鉄道の線路沿いだけでも1万株とか、すごーくたくさん 紫陽花の株があるので、こんな 先輩と同居の紫陽花さんを見るのは そんなに珍しくない事なのです。
あと2枚の写真は、野草も ちょっと観察〜♪編です。
桔梗の仲間の『山蛍袋(ヤマホタルブクロ)』が、長細いお花を 風に揺らしていました。ぱっと見た感じは、ホタルブクロと あまり変わらないようですが、萼の所が 少しワイルドな感じなんです。
こちらは 紫陽花の陰に ひっそりと咲く『毒矯み(ドクダミ)』。
名前の響きが おどろおどろしい感じがする など、あんまり人気者ではないみたいですが、日本人にとっての元祖ハーブティー“ドクダミ茶”を飲んで育った私には、馴染み深く・心と身体が癒されるイメージの植物です。
只今、箱根は 仙石原・芦ノ湖の周辺 以外で、だいたい紫陽花が咲き揃ってきたところです。そして、ここからが長いんですよ!上記2つの地域のツボミたちも咲いたら、箱根全山での 長い長い“紫陽花シーズン 本番”に突入します。7月や8月だって、まだまだ 紫陽花の観賞を愉しむことができたりしますので、
ぜひ!ぜひ!箱根に遊びにいらしてくださいませ。
箱根・紫陽花(あじさい)情報!
昨日も ちらっとお伝えしておりましたが、
当ホテル 敷地内の紫陽花たちが、今年もまた 萼(がく)を開き始めました〜♪という話題です。
こんにちは、フロントの細川です。
国立公園ならではの豊かな自然に恵まれ、四季折々の植物を鑑賞するのが愉しい こちら箱根町は、紫陽花の名所としても名高いのです!!
6月の中旬からは 毎年、町のポータルサイトで 随時 開花状況をお伝えしていたり、
『あじさい電車』と呼ばれている 箱根登山鉄道の全席指定『夜のあじさい号』は なかなかキップが取れない事でも有名なんですよ。
只今、箱根湯本では 三分咲きくらい。それより標高の高い所では まだ固いツボミの状態と言った感じ。
そして、当ホテル敷地内では、このくらいの開花状況となっております。
ここから6枚、全て ホテルおくゆもとのお庭『木陰の広場』で撮った写真をお送りして参ります!
ちょっと暗いかな?って感じの写真なのですが、なにしろ“木陰”ですので、あしからず。
いきなり どアップ!
またまた どアップ!
白や、
うすむらさき、
ツートンカラーも、
パセリかな?ってくらい、細かいフリルの、若い緑色も、
もっと、たくさん たくさん ございます。
ところで、冒頭で「萼(がく)を開き始め」と申しましたのは、一般的に花びらのように見えている部分は 実は“萼”であって、“本当の花”は 真ん中の“丸ポチ”の所にあるからなのです。
その“丸ポチ”が咲くのは まだまだ先なのですが…町のサイトなどでは“萼”が開くことを「開花」と呼びますので、
そのように 今後も開花状況をお伝えして行こうと思っております。
ちなみに、先日 遊びに行って来た 芦ノ湖の湖畔・元箱根では、まだまだ 小さな小さなツボミの状態でした。
こちら2枚は、海賊船の元箱根港の近くで撮ったものです。
紫陽花ひとつの植物でも、いろんな品種があり、また、町のあちこちを散策すると 様々な開花状況を見ることができますので、
初夏の箱根で、こころしずかに紫陽花を愛でる旅に、ぜひ ぜひ いらしてくださいませ♪
箱根ならでは!の植物たち
先日、当ホテルより お車orバスで30分程の所、芦ノ湖の元箱根港へ “町内ひとり遠足”をして参りました。
こんにちは、フロントの細川です。
箱根湯本駅は標高が108mですが、そちら元箱根は725mもあり、また、この日は 絹雲が薄く広がる 曇り空だったこともあり、涼しくて爽やか♪とっても気持ち良かったです。
(100m高くなる毎に0.6℃気温が下がるそうですので、単純計算でも3.7℃涼しいと言う事になります。)(さらに、お船で湖上に出て 風に当たったりすると、体感温度は もっと下がるので、真夏でも 肌寒く感じる時があるんですよ!)
海賊船の港の近くで食べ歩きをしたり、ぶらぶらと散歩をしていたら、
このブログの5/13の記事で お話しさせて頂いていた『やまぼうし』の花を、たくさん見かけました。『みずき』の仲間の植物です。
白い花びらが4枚あるように見えますが、こちらは苞(ほう)と言って、つぼみを包んでいた葉っぱ なのだそう。
本当の花は、真ん中にある 緑色の丸っこい部分で、小さいツブツブの ひとつひとつが花になっている、集合花です。
『みずき』とは 花の様子がだいぶ違いますが…全員そろって グンッと上を向いて咲くところは、似ています。
この 向上心あふれる咲き姿、なんとも清らかな印象の白十字、美しくてカッコイイ!私の大好きな樹木のひとつです。
全国的に分布している植物ですが、特に ここ箱根は その数が多くて有名なので、箱根をイメージさせる花だと言われていたりします。
そうそう、近くに『箱根薔薇』も咲いていましたよ!
本名は『サンショウバラ』と言って、葉っぱが山椒に似ているから そう名付けられたのだそうです。
“ベルばら”の漫画や “某デパートの包装紙”のような、いわゆるローズとは だいぶ違う、一重咲きの椿に似ているような花ですが、
つぼみの時点では ちゃんとバラっぽさ満点な感じがしてますでしょう?
こちらの植物は、富士箱根地区の山々の中で 標高500m以上の場所に生育し、【箱根町の花】として制定されているシンボルなのです。
皆様が 箱根にいらした時に、もし この植物に会ったら、ぜひ 注意してご覧になってくださいね。かわいい花を見て頂きたいのは もちろんですが、花の すぐ後ろには 後で実になる チクチクの球があって、知らず〜に近づいて 顔面に当たると かなり痛いです!よく観察しながら お通りくださいませ。(けっこう大きな木で、花と実が人の顔くらいの高さに有るのです。)(でも、その実は 果実酒に使ったりされ、美味しいんですよ。)
と言うことで、本日は、
ちょっと変わった 箱根ならでは!の植物たちをご紹介させて頂きました。
ちなみに、ごくごく普通の花も、たくさん咲いていました。
『シロツメクサ』が とっても可愛かったです。
また、芦ノ湖の周辺は、の〜んびりと季節が遷り変わってゆくので、
こちら箱根湯本では もう見頃を過ぎてしまった植物も、まだまだ見ることができたりします。
私も大好き・女性はお好きな方が多いように思う 花、『藤』も満開でした。
この植物の名前は?
この木 なんの木?
木漏れ日がキラキラして とっても綺麗だったのですが、見たままに撮れず、残念。
…で、シルエットクイズみたいな写真になっちゃいました。
本日も、箱根の植物について お話しさせて頂きます。
当ホテルの敷地内にも いくつか 大きな木が有り、また、箱根は この木がとっても多いので、町のあちこちで見ることができます。
逆光ではない写真でご覧頂くと、こんな感じです。
段々になっているように見える 枝の伸び方、全員そろって グンッと上を向いて咲く花。
これが、その姿と 語感の美しさで名高い植物、『みずき』の木です。
当ホテルの お部屋の名前にもなっているんですもの、それはそれは 有名ですよね!(9階 露天風呂つき特別室に『みずきの間』と『つばきの間』がございます。)
『みずき』は『水の木』。
幹に ものすごく多量の水を蓄えているので、枝を切ると 切り口から水がポタポタと滴ります。
それが、いわゆる樹液(カブトムシが集まる蜜みたいな)って感じじゃなく、本当に水っぽいんです。サラッサラ。透明です。
(時間が経つと オレンジ色っぽく変化したりしますが、それは酵母の働きによるものです。)
そして、この幹は そんなに水を持っているだけあって、火をつけても 燃えないのだそうです。だから、山火事の拡がりを防ぐ為に 一定の区画ごとにライン状に植えたりする地域もあるんですって。
でも、箱根は国立公園なので、人間の都合で 木を植えたりはできません。だから、あちこちに、自由に生まれ育ったこの木が有って、みんな一斉に 白くて小さい かわいい花を咲かせています。
ちなみに、「幹に聴診器を当てると 水が流れている音がする」ってウワサがあるのですが、本当かしら?と、
聴診器は持っていないので、両掌をお椀のようにして 当てて聞いてみたことがあります。
風の音と、鳥の声や なんやかんやで、わからなかったんですけどね。
ついでに、歌でご存知になった方も多いのだそうな『はなみずき』とは 仲間ですが、花の形が ぜんぜん違います。
そちらは『やまぼうし』と似ている、『みずき』より もっと大きな花で、
箱根には『やまぼうし』も すごくたくさん、『はなみずき』は まあまあたくさん、その木が有ります。
さて、こちらの写真は おまけ。
冒頭のシルエットクイズで、「知らん!」とお答えになった方、居らっしゃいますか?
すみません、それは不正解です。
だって、『しらん』は こっちなんですよ。ご近所に咲いていた『紫蘭(しらん)』です。
春爛漫!山野草の花盛り♪
こんにちは。
箱根に暮らしてから、健康的に・自然大好きになった フロントの細川です。
今日は、箱根の植物について掲載させて頂きます。
只今、当ホテルの周りには、胡蝶花(こちょうか)が、たくさん たくさん 咲いています♪
著莪(しゃが)とも呼ばれる、山野草の花です。
大きな樹木の足元など、ちょっと日陰になっている場所に咲くので、ひっそり・物静かな性質のお花かと思いきや…
アップで見ると、こんなに華やかで、情熱的なイメージ。とってもゴージャスな姿をしています。
点々とある模様は、黄色の部分が とっても深い色で、金色のようにも見えます。
もう一色は、なんと申しましょうか?ブルーのような、パープルのような…と思って 色辞典を調べてみたら、
『杜若(かきつばた)色』とか『菖蒲(しょうぶ)色』に似ていました。
それもそのはず、この胡蝶花も含め、みんな アヤメの仲間の植物だったのでした。
そして、ご覧ください、このフリル!このツンツン!
貴婦人のお帽子みたい と言うか、でも、野草らしいワイルドさが 若々しい印象なので、
なんだか こまっしゃくれた おしゃれレディって感じです。
だぁれも、なんにも、お世話をしてあげなくたって、道端に こんなに綺麗なお花が咲くんですから、
やっぱり、国立公園である箱根での暮らしは、最高!!と思っちゃいます。
ちなみに、
こちらの写真は、新しく設置した看板。
県道732号(旧東海道)の坂道を 三枚橋交差点から登って来て頂き、もうすぐ『ホテルおくゆもと』に ご到着!って所、右手にございます。
「この先30m」の、「こ」と「の」の字の下にも、胡蝶花が咲いています。
ここには、ほんのちょっとだけ ですが、2〜3歩 後ずさりして右手を眺めると、こんなにたくさん!バス停※の横っちょに咲いていました。
※箱根登山バス・K路線(箱根湯元駅←→元箱根港)上り線の『奥の茶屋』バス停。当館の最寄バス停です。
ハートあじさい、発見!!
こんにちは、フロントの細川です。
本日の記事は、とっても短いですよ。
だって、
言葉は いらない。
写真のインパクトで勝負!
なんです。
ハートの形のアジサイ、当ホテルのお庭『木陰の広場』にて発見!!
只今、満開状態です。紫陽花を愛でる旅に、箱根へ 是非 お見えくださいませ。