ブログ|箱根の旅館ならホテルおくゆもと
「2018年07月」の記事一覧
駅の近くも、まだアジサイが綺麗です。
箱根湯本駅・駅前の赤い欄干の橋『あじさい橋』を渡り、駅を背に 左側に進むと、箱根町役場や『郷土資料館』があるのですが、その近くでは アジサイを まだまだ綺麗にご覧頂けます。
ツボミも けっこうたくさん有ります。
ここは ちょっと日陰になる場所なので、成長のスピードがゆっくりな感じです。
ちなみに、『郷土資料館』にて、7月21日から9月4日まで「HAKONE NO UKIYO-E ~箱根の浮世絵」展覧会が行われ、また、「浮世絵をすってみよう!!」という体験イベントでは オリジナルの版画を使って、浮世絵の「摺り」を体験することができます。。浮世絵の仕組みが学べるうえ、印刷した版画は 記念に持ち帰ることができる とっても貴重なチャンスです。その体験イベントは 会期中の毎週土曜日(7月21・28日、8月4・11・18・25日、9月1日)の9時から16時30分の間に参加でき、事前の申し込みは不要だそうです。
詳しくは こちら→箱根町HP
私も 他の体験イベント(「ミニわらじを作ろう!」など いくつか、常時 開催されています)に参加した事があるのですが、簡単に作れた割には しっかりと出来上がり、また とても良い記念になりました。「『郷土資料館』って 他の観光スポットと比べて、静かなムードかしら?」なんて思っていたら、お子様達がワイワイと盛り上がっていて 賑やかで、一緒になって 楽しく過ごすことができました。
箱根の歴史に触れ、また、珍しい体験もできますので、ぜひ お寄りになってみてはいかがでしょうか?
フロント 細川
ガクアジサイも咲き始めました
当ホテルのお庭『木陰の広場』では、日当たりの良い所では 見頃を過ぎたアジサイもございますが、少し日陰の場所や 木洩れ日が射すくらいの場所では まだまだアジサイが綺麗に咲いています。
「一見 花のように見える部分は『萼(がく)』で、本当の花は 丸ポチの部分」という話の時の『萼』と、
『ガクアジサイ』の漢字表記である『額紫陽花』の『額』は、字が違います。
額縁のように 真ん中の花を飾っているので『額紫陽花』と名付けられたのだそうで、真ん中の花は【両性花】、外側の花は【装飾花】です。
【両性花】に 丸いツボミと開花した花が、半々くらいの数あります。ツボミは青と緑の二種類の色で、形が ジャンケンのグーみたいです。
こちらは【両性花】が満開。パヤパヤとした細い花糸が たくさん立ち、とても綺麗です。
また、左手前の【装飾花】の中の花も咲いています。【装飾花】の『萼』の数は 通常は4枚なのですが、こちらは5枚で 少し珍しいものです。
『ガクアジサイ』ではない方の、『普通のアジサイ』にも、元気な株がございます。
今日は ちょっと小雨が降って、涼しい箱根湯本です。
『木陰の広場』では、一部 見頃が過ぎた株は 切り戻し(来年の為に剪定)を始めていますが、まだ 綺麗に咲いている花もご覧頂けます。
フロント 細川
当ホテルの屋外プール、7月14日オープンです!!
全国的に暑い日々が続いておりますので、本日は 涼しい話題をお送り致します。
もうすぐ、当ホテルの屋外ガーデンプールが プール開きとなります!!
今年は7月14日より9月9日の間 お楽しみ頂けますので、ぜひ 思いっきり遊んで頂きたいと思います。
只今、まだ準備中で 水は入っていない空っぽの状態のプール。オープンしましたら、プールサイドにはパラソルを置き、また ご自由にお使い頂ける浮き輪やボールなども ご用意致します。
このプールの向こう側には『須雲川(すくもがわ)』という早川水系の二級河川が流れています。
ちょうどプールのすぐ横に 高さ 約20m程の滝のようになっている堰堤(えんてい)があります。こちらは 小さめのダムのようなもので、この堰堤が作られる前は 暴れん坊な川だったのだそうですが、現在は 台風の時でも氾濫しない 優しい川になっています。
そして、この川の水は とっても綺麗で、毎年5月末から6月初め頃にはホタルも居る程に とても澄んだ水です。
奥から 大・小・中 の三段の大きさの滝のようになっていて、この一番大きな滝のすぐ左側にプールがございます。
そして、一番手前の平らな部分(中くらいの大きさの滝より下流側)は、お子様も入って行って サワガニを捕まえたりする 水遊びができます。
当ホテル専属モデルのK君、当時3歳児(今は だいぶお兄ちゃんになりました)が歩いて、このくらいの水深です。
ここで楽しく遊んで頂けるよう、危なそうな木の枝や 尖った石などは 男性スタッフ達が実際に入って行って取り除くなどのお掃除を行っているのですが、天然の川ですので 雨の後などは特に 新しい物が流れて来てしまう場合もございます。また、写真の水深は参考まででございまして、水かさが増す時もありますので、いずれに関しましても ご注意して頂き、川での水遊びには 必ず 大人の方とご一緒に 手をつないで お入りくださいますよう、くれぐれも 宜しくお願い申し上げます。
猛暑の夏には、爽やかな風の吹く箱根で プール&川遊び!ぜひ いらしてくださいませ。
箱根のアジサイ、まだまだ元気です!
先月末に関東地方も梅雨明けしましたが、それが6月中だったのは 観測史上初だったそうで、今年は 桜の開花が早かった事から始まり、アジサイの萼(がく)が開いたのも、季節の移り変わりの全てが とても早く進んでいるような感じです。
梅雨が明けた瞬間から、いきなり夏本番に突入してしまったかのように、全国的に暑さが厳しくなって参りましたが、箱根のアジサイ達は まだまだ元気です!
そして、アジサイの『本当の花』が咲きました。
このブログでも何度かお話しさせて頂いておりましたが、アジサイの花のように見えている部分は『萼(がく)』であって、『本当の花』は 真ん中の丸ポチの所に有ります。そこが咲くと、本当の本当に「開花」となるわけですが、当ホテルの第二駐車場の脇のアジサイ(6月22日のブログに掲載した株)に、ついに『本当の花』が咲いたのです。
この写真の中で、真ん中と左側の花が咲いていて、右側の花は まだ 丸ポチの状態です。
アップで見ると、すごーく小さいけど、しっかりとお花の形をしています。
雨が少ない この陽気では、アジサイ達が 少し乾きぎみな感じもしますが…木陰に生えている株などは、涼し気に 健やかに過ごしています。
駐車場の脇のシダレザクラの大きな木の下にある 柏葉紫陽花。6月3日のブログ 3枚目の写真と同じ枝です。頼りなさげな印象の若い枝だったのですが、すっかりモリモリとした感じになり、八重咲と申しますか 華やかに重なった萼の重さに 首を垂れる姿勢になっています。
左側の枝をアップで撮ってみると、先が尖った形の萼が見えます。
この品種に関して 詳しくは解らないのですが、ホテル敷地内の他の場所に生えている柏葉紫陽花は 日当たりや水分量の微妙な加減で 萼が茶色く変色し易いように感じます。こちらは、陶器のような、象牙のような、白さと艶を 長い期間に亘り保っていて、この環境がとても合っているみたいです。
晴れた日のお昼間は、箱根でも やはり暑いのですが…都市部に比べて、夕方になり 陽が傾くと涼しくなるのには、箱根ならではの良さを実感します。
7月に入っても まだアジサイを鑑賞して頂ける箱根へ、ぜひ 遊びにいらしてくださいませ。
フロント 細川
雨上がりの空に
先日、雨上がりの 朝の空に、大きな虹がかかっていました。
実際に見たら もっと綺麗だったのですが、写真だと薄くて ご覧になりにくいかも知れません。
赤い矢印を入れてみました。下の方が 特に解り易いかと思います。
この写真の奥の方は 霞がかり白っぽくなっていますが、この向こうに 箱根の山々があります。
虹の向こう…といえば、
「 ♪ あなたはいま どの空を見ているの? 虹の向こうの 遠い日を見ているの? ♪ 」 という、小田急ロマンスカーのテレビCMの歌が思い浮かびます。
この歌は『ロマンスをもう一度』というタイトルで、素敵な歌だと とても好評になり、視聴者様からの問い合わせが多いのだそうです。その音源CDは、キャンペーン時に配布された非売品や イベント期間に限定発売が有ったのみで、入手困難である事でも有名でした。(その後、作曲者であるシンガーソングライターの葛谷 葉子さんのアルバム・ベスト盤に収録されました。)
と言う事で、小田急ロマンスカーの話題ですが、
もうすぐ 7月10日に、ロマンスカーの7000形LSEが 定期運行を終了して引退してしまいます。
最近の新型車両と比べると、古いと言えば もちろん古いのですが…クラシカルな印象のルックスと 郷愁を誘うような あたたかい色合いの内装に、根強いファンが多かった列車です。また、幼い日の記憶や家族旅行の思い出など、懐かしい列車だと仰る方も多いと思います。
私も、初めて 箱根に勤めたいと面接に来た時に乗った、夏の日の思い出があります。
1980年のデビュー以来 38年間 走り続けたLSE、ウルトラマンみたいな色のカッコイイ列車。本当にお疲れ様でした。
フロント 細川
ショップ通信🌈涼しげなお菓子『あまなつゼリー』🌈のご紹介
毎週金曜日は、フロント前・売店より 人気の商品や 新入荷のお知らせ などなど…の情報をお送りする、【ショップ通信】の日です。
今週は、 期間限定品の🌈涼しげなお菓子『あまなつゼリー』🌈をご紹介させて頂きます。
こちらは 毎年 大変ご好評を頂いている、初夏から夏のお土産の定番商品です。
ぷるぷるのゼリーは 甘酸っぱいお味で、とても大きい あまなつ果肉が ごろっと!入っています。
この食品サンプル、ご覧頂けますでしょうか?これ、オーバーな表現ではなく、本当に ごろっと!このくらい大きい果肉が入っているんです。
本来、ゼリーは つるんと流れるように食べるものだと思いますが、これは「果実の食感を楽しむ食べ物」って感じがします。
そして、冷蔵庫で冷やして お召し上がり頂くのですが、冷凍庫で 少し凍らせて「ぷるシャリ」な状態で召し上がるのも、とってもお勧めです。
8個入り760円と
12個入り1,000円(いずれも税別)の
2種類をご用意しております。
この季節だけ、期間限定生産のお菓子ですので、どうぞお見逃しなく…。
当ホテル・フロント前の売店では、この他にも 夏季限定のお菓子を何種類か入荷しておりますので、また ご紹介させてくださいませ。
箱根ロープウェイ、七夕&夏休みイベント2018
早雲山駅・大涌谷駅・桃源台駅を結ぶ約4kmの空を渡る乗り物『箱根ロープウェイ』さんでは、
7月8日まで『七夕イベント』と、7月21日から8月31日まで『夏休みイベント』が開催されます。
『七夕イベント』では 大涌谷駅構内に七夕の笹飾りが登場していて、願い事を書いた短冊の飾りつけにご参加頂けます。
7月7日(土)には、小田原を中心に活動されている 人気の「飴善(あめよし)」の飴細工職人による実演販売が行われ、また、短冊を書いて無料で参加できるサイコロイベントも行われます。
食べるのがもったいないくらい、かわいくて美しい飴細工たち。作る過程を見ることができるのも、楽しいですよね。
7月21日から始まる『夏休みイベント』では、「ロープウェイおばけ」を考えてくれたお子さまにオリジナルのメモ帳をプレゼンさせていただく「ロープウェイおばけを描こう!」イベントが行われます。想像力が豊かな お子様たちが考えた、おもしろおばけのイラストを募集するそうです。こちらのイベントは 3つの駅のいずれも、全ての駅でご参加できます。
営業区間が日本一長いロープウェイで、また、2009年には世界一の乗客数でギネスブックにも載った、日本一&世界一の乗り物です。
『箱根ゴールデンルート』と呼ばれる、ぐるっと一周すると見どころが満載な 人気の観光コースの一環としても人気ですので、この機会に お出かけになってみてはいかかでしょうか?
アクセスなど、詳しくは こちら→『箱根ロープウェイ』さんHP
実りの初夏
当ホテル敷地内の梅の木、実が色づいてきました。
こんなに たくさん、すごい数です。
この木に花が咲いていた時の写真は、3月15日のブログに載せさせて頂いておりました。
旧街道 【神奈川県道732号】から当ホテルへ入ってすぐ、L字形に進んで頂く( ←こう行って ↑こう曲がる)のですが、その左に進む時の右側に見える景色が 3枚目の写真です。この写真の中で、一番左に この梅の木、右側の植え込みの向こう側に 枝垂桜(しだれざくら)の木、一番右の奥の方に ホテルの建物がちらっと見えています。
そして、こちらは、通勤の道で見かける 椿の実。
緑から赤へのグラデーション、ツヤツヤに輝く光が とても綺麗。
この木に花が咲いていた時の写真は、3月13日のブログに載せさせて頂いております。
初夏の箱根は、様々な花が咲き、また 春に咲いた花が結んだ実も生り、植物たちの彩りが とても賑やかです。
お忙しい毎日から離れ、のんびりと過ごす箱根旅へ、ぜひ いらしてくださいませ。
『箱根ガラスの森』、アジサイとバラが見頃です。
仙石原にある『箱根 ガラスの森 美術館』さんは 日本初のヴェネチアン・グラス専門の美術館で、年間50万人もの人々が訪れている とても人気の観光施設です。そして、お客様のリピーター率が なんと50%もあるとの事で、繰り返し 何度も、季節毎に訪れたくなる、魅力がたっぷりの美術館として有名です。
ここでは、その素晴らしい収蔵品の数々を鑑賞するのは 勿論ですが、レストランやショップも とても人気で、また、お庭のお散歩をのんびりと愉しむのも 素敵な過ごし方のひとつです。
この時期は、本物の植物のアジサイが数多く(約70種4500株も)咲いていることの他に、8月中旬頃までは クリスタル・ガラスのアジサイ『Ortensia(オルテンシア)』というアート作品も野外に展示されていて、その 美の共演が話題を呼んでいます。
また、西洋で生まれたオールドローズから 日本で作出されたモダンな品種まで、約200種300株のバラが開花し、写真の『モニュメントの壁』のバラが見頃を迎えています。
ところで、このブログでも度々「箱根は雨と霧の名所」とお話しさせて頂いて参りましたが、特に 山の上の方・仙石原地区は霧も多く、この『箱根 ガラスの森 美術館』さんは「雨の日のお庭が美しい」という事でも人気です。観光でお見えの皆様にとっては、お天気は 晴れるに越したことはないのですが、雨の日にこそ お薦めな美術館ですので、この梅雨の時期に ぜひ お出かけになってみてはいかがでしょうか?
アクセスなど 詳しくはこちら→『箱根 ガラスの森 美術館』さんHP
金曜日ですが、植物のお話しを。
毎週金曜日は、【ショップ通信】の日でしたが、今週は一回お休みして、植物の写真をお載せ致します。
連日、アジサイの話題ばかりですが、箱根は『紫陽花の名所』としても有名ですので、引き続きお話しさせて頂きます。
当ホテル 第二駐車場の脇に、ピンク色のアジサイが咲いています。
実際は もっと赤みが強いピンクなのですが、見たままに撮れず、残念。
日本では 土壌のPH値により、青系のアジサイが多いのだそうで、赤系のものを見ると 少し珍しくて、嬉しくなります。
他にも 細かい要因は いろいろ有るのだそうですが、だいたいの場合「土壌が酸性なら青・アルカリ性なら赤」となります。
でも、このすぐお隣りには、青みの強い紫色のガクアジサイが咲いていて、茎は 離れて伸びていますが、根本の部分を見ると ほとんど同じ所から生えているような感じで、とても不思議です。
ちなみに、この写真の左側に見える坂道は、正面玄関前の駐車場から降りて来る道で、L字形に進んで頂く( ↓こう来て →こう曲がる)と、この写真の右側の方に第二駐車場がございます。
ガクアジサイと言えば、その一種であるヤマアジサイについて 先日 掲載させて頂きましたが、
その時にお話しした「受粉が済むと装飾花が垂れ下がる」という状態を写真に撮りました。
風に揺られて、ちょっとボケてしまいましたが、6月6日のブログと同じ枝の花です。
これは 萎れてしまったのではなく、種子を遠くに飛ばす為に じゃまにならないように 下向きに変化した姿だと言うのだから、植物の知恵には いつも驚かされる事ばかりです。
昨日は夏至でしたが、箱根のアジサイの見頃は まだまだ続きます。