ブログ|箱根の旅館ならホテルおくゆもと
フォトジェニックな列車
箱根湯本駅で、久し振りに『箱根登山鉄道【氷河特急(グレッシャー.エクスプレス)塗色号】』を見かけました。
こんにちは、鉄子なフロントスタッフ・細川です。
先頭車両
2両目から3両目にかけてデザインされているクロス
クロスのアップと3両目
2000系【サンモリッツ号】の真っ赤なボディに 純白の連邦十字が眩しい、スイス国旗のカラーリングを施した、この3両で1編成しかない列車、【グレッシャー.エクスプレス号】です。
駅構内で撮ったので ちょっと暗くて、露出を上げたら 色がイマイチな感じになってしまいましたが…陽の光の中で見ると 一段と美しい、とてもフォトジェニックな列車です。
過去のブログにも掲載させて頂いておりましたが、この中で5枚目の写真が 私は特に気に入っています。→2014.07.19のブログ
こちらは、2009年3月14日デビューの、スイスのレーティッシュ鉄道との姉妹提携30周年を記念して造られたもので、2010年5月24日には 天皇・皇后 両陛下がご乗車された、『お召し列車』になった車両です。それが、その後、普通に営業運行していて、指定席券なども必要なく 普通のキップだけで みんなが乗れるなんて!『お召し列車』に 私達一般人が乗れるのは、全国でも ここだけ なのではないかしら!?と思います。(他にも有ったら、すみません。)
名前が【サンモリッツ号】で【グレッシャー.エクスプレス号】で、ややこしいのですが…
スイスのレーティッシュ鉄道と姉妹提携を結んでいるので、そちらの地名にちなんだ【サンモリッツ号】が7両あって、その中の3両が 提携30周年記念で【グレッシャー.エクスプレス塗色】に生まれ変わったのです。
箱根登山鉄道には 6つの形式(モハ1形・モハ2形・1000形・2000形・3000形・3100形)が有るのですが、
ざっくり分けると、車体の色が2種類に分類できます。オレンジ色のグループ(モハ1形と2形の 3ケタの車号)の ベテラン組と、赤い色のグループ(1000形より3100形までの 4ケタの車号)の 若手組です。(4ケタの番号にも 復刻版カラーリングが一部ありました。)
オレンジ色グループの一番人気は、108【金太郎塗色号】(下に写真を掲載)
赤い色グループの一番人気は、本日の写真、2006・2203・2005の3両で1編成になっている『グレッシャー.エクスプレス塗色号』でしたが、近頃は 最新型の3000形・3100形アレグラ号も とっても人気です。
こちらが 108【金太郎塗色号】、前面のV字のカラーリングが 箱根に所縁の深い英雄『金太郎さん』の前掛けに似ているので、そう呼ばれています。
【アレグラ号】と、【グレッシャー.エクスプレス号】ではない方の【サンモリッツ号】の写真は こちら→2014.11.09のブログ
ちなみに、【サンモリッツ号】は 姉妹提携のスイスの駅の名前にちなんで付けられた愛称で、サンモリッツの町には、私の大好きな ヘップバーンの映画『シャレード』の舞台になったホテルや、彼女が愛したカフェなどが有るんですって。
今日の箱根は とっても暖かく、時折 吹く風は ちょっと冷たい爽やかな感じ、乗り鉄・撮り鉄 日和です♪