ブログ|箱根の旅館ならホテルおくゆもと
「2017年11月」の記事一覧
夜のロマンスカー☆キップ購入のコツ☆
11月20日の記事の続きで、小田急ロマンスカーの18時以降の便についてのお話しです。
お仕事の後にご出発 など、夜のロマンスカー『ホームウェイ』で 箱根旅行に来られるお客様も多いかと思います。
当日に特急券キップを購入なさる場合、窓口だと 希望の便に空席が無くても 前後の時間を調べてくれたり、いろいろと相談ができますが、
自動券売機では、慣れない機械をピコピコ、後ろに人が並んでいるし…と 焦ってしまい、「なんだか解らないまま、間違えたキップを買っちゃった!」なんて事になりそうで、怖くないですか?
私は怖かったです。「窓口で買うのが好き」派を装っていましたが、怖かったんです。そんな私が、一人で、券売機で特急券キップを買う事ができるようになった、ちょっとしたコツをお話し致します。
まずは、落ち着いて、最初に「とりけしボタン」と「よびだしボタン」の位置を確認します。これで、途中で解らなくなっても、いつでも中止する事ができますし、なんなら 誰かに来てもらう事もできちゃいます。
そして、ここからが本題ですが、『ホームウェイ』は満席になるのが早い、とても混む列車です。職場の皆様で など 複数の人数で まとまった席を取るのは難しい場合が多く、箱根へ着く事を第一目標にした場合「席をバラバラにして、到着してから集合しよう!」と言う方々をお見かけした事があります。また、「途中駅で空いてきたら 車掌さんに言って、席を移動できるかな?」と言う方々も。
もう一つのポイントは、先日の記事にちらっと書いた『小田原駅で切り離しがあり、10両全てが箱根湯本行きではない』という事です。降車駅を「箱根湯本」に指定すると しばらく先の便しか表示されなくて、「小田原」に変えると その前の便にも空席が有ったりするのです。つまり、前寄り6両の箱根湯本駅行きの部分は満席でも、後寄り4両の小田原駅止まりの部分には空席が有る場合が多いのです。そんな時には、小田原駅までは特急ロマンスカー『ホームウェイ』で、その先 箱根湯本駅までは 在来線の箱根登山電車(※)に乗り換えるのも良いかと思います。在来線は 小田原駅→箱根湯本駅を16分間程で走るのですが、その部分は単線なので 特急もゆっくり走り、時間の長さはあまり変わりません。
小田原駅で切り離す瞬間
切り離れたところ
写真右端に、箱根湯本駅に向かい走り出した 前寄6両の最後尾がちらっと写っています。
…と、長くなりましたが、裏技って程でもないのだけれど、ちょっとしたコツについて、お話しさせて頂きました。
遅いご到着になるお客様、お連れ様は先にチェックインしていて 後から追いかけて来られるご予定のお客様、気が急いてキップを買うのにも わちゃわちゃしてしまいそう と ご心配な方、ぜひ、落ち着いて、自動券売機の前に立ってみてください。
あったかい温泉と豊かな自然に恵まれた 箱根湯本で、お待ち致しております。
また後日、自動券売機で特急券キップを買う時の、解りにくい点、間違い易い点について、お話しさせてくださいませ。私自身が苦手だった部分、多くの方々が迷っているのをお見かけする部分、券売機攻略のポイントは ここ!ってお話です。
(※)箱根登山電車は、小田原駅⇔箱根湯本駅と箱根湯本駅⇔強羅駅の2つの路線があります。路線図で見ると つながっているように見えますが、その2つは別です。「登山電車」と言っても 小田原駅⇔箱根湯本駅の間は ほとんど平らな感じの線路を走ります。(箱根湯本駅⇔強羅駅は、すごい急坂を登る 山登りの列車です)