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当ホテル『自家製ぽん酢🍊しょうゆ』を作りました!!その3
少し前に 当館の公式Twitterに写真や動画を掲載し、とても多くの反響を頂戴した『ホテルおくゆもと 自家製ぽん酢しょうゆ』についてのお話し、その3です。
先日のブログでは材料を漬け込んでから 10日間が経過し、完成した時のお話しさせて頂きましたが、
本日は その完成した時の 搾るお仕事の様子をお伝え致します。
この2枚目の写真の 寸胴鍋※に入っているものが 完成した『自家製ぽん酢🍊しょうゆ』。この後、右側に見えている白い布で濾して搾るお仕事をします。
※「鍋」と言っても、加熱は一切しないで作る『生ぽん酢』🌟です。(よく ラーメン屋さんとかでスープを仕込む時に「寸胴」と言う容器の名前が出て来ますが、それと同じ形の物で、その名の通りに「ずんどう」な体形の容器です。)しっかりと蓋を閉めることができ、また円柱形で底が平らなので 冷蔵庫に保存する時にも置き易く便利なので、加熱する「鍋」としての用法以外にも とてもマルチに活躍します。
🌟加熱しないで作る『生ぽん酢』は、お味の美味しさ✨香りの良さ✨が格別です❗❗
また、添加物を一切使用していないので、からだに優しいのは もちろん!素材の風味をイキイキと感じることができ、驚くほど 美味しいですよ❗❗
さて、1枚目の写真は、2枚目の写真の 寸胴鍋から まず 昆布と鰹節を大まかに取り出したところです。
そして、搾るお仕事には「ネル布」を使います。私は ここで意外だと思いました。和食の世界なので「さらし布」を使うかと思っていたのですが、「さらし」では破れてしまう程に キシッと搾るので、いつも「ネル」を使うのだそうです。(コーヒーも「ネルドリップ」の方が舌触りが良いと言われていますよね)
『ホテルおくゆもと 自家製✨生✨ぽん酢🍊しょうゆ』、誕生の瞬間です❗❗
この搾っているシーンの動画がございます。→ホテルおくゆもとTwitter (動画は何回か搾ってから撮影したので、「ネル」が ぽん酢色に染まっていますが、最初は2枚目の写真の右側に見える 真っ白な布だったのです。)
ブログ担当者の私も、手袋&マスク装着で 搾るのを体験しました❗マスク越しでも 柑橘と昆布や鰹の出汁の良い香り😍両手にキリリと冷たい感触❄️『自家製ぽん酢🍊』が生まれる瞬間は すごく嬉しかったです。
早速 味見をさせてもらった時は「目から鱗が落ちる」感じでした、今まで味わったことのない 素晴らしい美味‼️
そのまんまで、最高に美味しいと思ったのですが、調理長は「この後 お味を整えてから、お客様へのご提供となる」と申しておりました。
搾り終えた後の鰹節がこちら。私が絞ったもの(4枚目の写真)は、まだまだ 美味しいぽん酢を含んでいそうです。
こちら5枚目の写真の右側に見えるのが 調理長が キシッとキシッと搾った後の鰹節。汁気の少なさが ぜんぜん違います。
この しっかり絞られた方の鰹節を、少し頂いてみたのですが、これだけで『ご飯がススム お佃煮』みたいな、落語家さんがCMしていた「高級ふりかけ 『〇松梅』」みたいな、美味しさ😍でした‼️
今回、富士伊豆箱根国立公園 名物の「ニューサマーオレンジ」の果汁を遣いましたが、とても貴重な素材なので「十升(約18リットル)のみ限定」で作りましたが、今後もまた 『自家製ぽん酢🍊しょうゆ』の計画がございます。
こちらは 手作り調味料のお店『日本のうまい』さん※のご協力で得た果汁です。旬の時期に瞬間冷凍していたものを持っていると聞き、調理長が頼み込んで 譲って頂いたのです🍊
※【湘南ソルト(当館のお食事処で 全卓にご用意しております)】がテレビ番組「ヒルナンデス!」で絶賛され 入手困難になっていると話題の、調味料職人さんです。
こちらが その【湘南ソルト】で、レモン🍋トマト🍅足柄茶🍵の 3種類のお味をご用意しております。
さて、今後のお話しですが…
他にも、『自家製🍎果実酒🍷』も多く作っており、また、来年は なんと!『おくゆもと の 🌾お米🍚』の計画もございます。契約農家さんの『ホテルおくゆもと専用の田んぼ』で育てられたお米を お客様にお召し上がり頂けるよう準備しております。(そのお米に関して、『自家製ぽん酢🍊しょうゆ』のブログ その2にてお話しさせて頂いております。→過去の記事)
これからも、ホテルおくゆもとでの美味しい出会いに、ぜひ!ぜひ!ご期待くださいませ!!
フロント 細川