ブログ|箱根の旅館ならホテルおくゆもと
『お天気マジック』を見ることができるホテル!?
当ホテルの正面玄関の所には、大きな 庇(ひさし)の屋根がございます。
1枚目の写真は 外観で、
2枚目の写真はロビーの中から見たところです。
この2枚目の写真の 真ん中に、奥の方に向かって伸びている屋根の下には ご送迎用のマイクロバスを停めても もう1台 乗用車を横列に並べることができる程の大きさです。
さて、本日の話題ですが、
どうやら、この大きな屋根の上、上空に、『お天気の境目!?』が有るようなのです。
と申しますのは、私達おくゆもとスタッフが 頻繁に感じている、「この屋根の右と左で 空の色が違う!」という事に関するお話しです。
昨日のチェックアウトのお客様がお帰りになった後のことですが、朝から降っていた小雨が上がり 午後は晴れになるでしょう…と思っていた時、
屋根の右の空は、霧で真っ白。(左上に見える 斜めの黒い所が屋根の部分です)
屋根の左の空は、爽やかな青空。(同じく 右上の斜めの黒い所が屋根の部分です)
この3枚目と4枚目の写真を撮った時間は 1分も間が開いていないくらいの、ほぼ同時刻なのです。
わりと頻繁に見かける現象なのですが、写真に撮って比べてみたのは初めてで、やっぱり 当ホテルの上空に『お天気の境目』が有るのだと確信しました。
今回のような「右は霧・左は晴れ」という状況の他に、「右は雨・左は晴れ」の場合もあります。いずれにしても、右の方が重めな空模様です。そして、このような「はんぶんこの天気」が見えた時は、だいたいの場合が その後の時間帯は晴れになる感じです。
右は西の方角なので、天気は西からやって来るもので、右の 重めな空模様が この後の時間帯を支配するのかと思いきや、そうではない、『お天気マジック』を見ることができます。
それには、標高の高さが関係していると思います。
当ホテルのある場所が ちょうど標高200mで、右の西の方角が 標高が高く、左の東の方角は 標高が低くなっています。
「200mは お天気の境目」などという話を聞いた事がある訳ではないのですが…
箱根湯本駅の周りでは晴れている時も、山の上の方は霧が出ていたりして、一つの町(箱根全山は「神奈川県 足柄下郡 箱根町」という住所で、標高100mから1,000m超えまでの 全てが 一つの町なのです)の中で 天候の違いがとても激しい町です。
当ホテルは 標高の低い箱根湯本の地域の中では「奥の 奥の おくゆもと」にございますので、易しく平穏な箱根湯本の天候とは ちょっと違う・かと言って 激しく険しい山岳地帯の気候とも また違う感じで、『雨と霧の名所』と言われる箱根にしては 当ホテルの場所は霧が多い訳でもなく・少ない訳でもなく 微妙な感じなのは ここがちょうど『霧の名所の良さも・晴れの箱根の爽やかさも どちらも味わうことができる、いいとこどり(良い所取り)🎵』な場所なのだと思います。
…と、今のところ、推測なのですが、そう考えています。
しかし、やたらと勝手な憶測ではない と思える程に とても多くの回数、このような「この屋根の上に『お天気の境目』があるに違いない」という空模様を見ていますので、今後も観測を続けて行こうと思っています。
フロント 細川