ブログ|箱根の旅館ならホテルおくゆもと
「2018年09月」の記事一覧
ご近所の金木犀、満開です。
通勤の道に 金木犀が咲いています。
アップで見ると、マジパンで作ったお菓子みたいな 色と質感、つまみ細工のお花のように 輪郭がぷくっと縁取りされていて、なんとも不思議な可愛らしい形です。
この木はとても大きくて、建物で申しますと 2階建てくらいの背の高さがあり、お花の数は「数え切れない程 たくさん」と言うよりも「とにかく迫力がある!」ってくらいの感じ。「その香りは千里先まで届く」とも言われる、とても強い香りが 秋の街道に漂います。
若く 初々しい印象の花言葉だったと思い 調べてみたところ、「初恋」「謙虚・謙遜」とありましたが、一方で 対照的な「気高い人」「陶酔」などもあり、驚きつつも、そちらもまた 解る気がします。
香水を作ったり、ポプリにしたり、いろいろとご趣味の世界でも使われますが…楊貴妃の時代の中国で、ワインに漬け込んで 桂花陳酒を作ったというのは、本当に驚き!の大発明レシピだと思います。
ちなみに、ここは、当ホテルの最寄バス停・箱根登山バス K路線の「奥の茶屋」停留所の近くで、この写真の奥の方、右側に箱根湯本駅行きのバス停の標識と、左側に「ホテルおくゆもと」「この先30m」とグレーに白の文字で書いてある看板がございます。(そのバス停の写真は、9月1日のブログに掲載させて頂いております。)
さて、もうすぐ10月、より一層 箱根の秋は深まり、山々の色合いが変わっていく様を眺めるのが楽しい毎日ですが、紅葉の見頃についてお尋ね頂くと、そのお返事には なんとも困ってしまいます。一つの町の中で 標高差が何百メートルも有ったり、国立公園ならではの多種多様な植物たちの成長スピードの違いには 年毎の変化も大きく、予想がとても難しいのです。「最盛期は11月上旬から中旬にかけて」との情報もございますが、今年は 桜・紫陽花も何もかもが早めのスタートでしたので、もしかすると、紅葉も 早くから美しくなるかしら?といったところです。
フロント 細川