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試運転のアレグラ号
箱根湯本駅に停車中の 箱根登山電車3100形アレグラ号です。
普段は使わない 臨時ホームに居たので、「なぜかしら?」と注目してみたら、
試運転中でした!ちょっと珍しいシーンに遭遇できて、嬉しいです。
この3102号と3101号は いつも一緒、2両固定編成です。
たまに、プラス1両 3000形とくっついて、3両編成になる場合もあります。
箱根登山電車には たくさんの車型がありますが このアレグラ号が最新型で、アレグラ号の中に3000形と3100形があります。3000形は2014年デビュー、3100形は2017年デビューです。
なので、3100形は アレグラ号の中でも弟なのですが、新造車のファーストラン前の試運転という訳ではなく、運転士さんの訓練などの為の 習熟運転で走っていたのかな?と思いました。
アレグラ号は「神奈川イメージアップ大賞」の特別賞や、「ローレル賞」「グッドデザイン・地域づくりデザイン賞」を受賞していて、伝統と現代性を併せ持つ とても個性的なルックスの車両です。その最大の特徴は、とにかく窓が大きいこと。箱根の雄大な自然を間近に体感することができるよう、座席のレイアウトも工夫されています。
レトロな型の車両も大好きだけど、やっぱり アレグラ号はカッコイイ!世界に誇る スタイリッシュ山岳鉄道だと思います。(古い車両達には また それぞれの良さがあり、そちらも人気ですよ。)
以前にも このブログに書かせて頂いておりましたが、箱根登山電車にお乗りになる場合の 個人的お勧めポジションは 左側です。(スイッチバックを繰り返して 山登りをするので、進行方向が何度も変わるのですが、箱根湯本駅を出発する時の進行方向に向かって左側の事です。)絶景ポイントの「出山(でやま)の鉄橋」という日本最古の鉄道橋(正式名称「早川橋梁(はやかわきょうりょう)」)を通る時も、その後に さらに山登りをして その鉄橋を見おろすことができる時も、左側の眺めが素晴らしいのです。
電車が大好きな お子様・大人様、また、普段はマイカー派の方も、箱根へいらしたら ぜひ 登山鉄道に乗ってみてはいかがでしょうか?都会の電車とは違う、珍しい列車ですので、楽しい発見が たくさんあることと思います。
フロント 細川