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「2017年12月」の記事一覧
特急券 ご購入方法…新幹線 編
11月28日・29日に 前編・後編と2回に分けて、小田急ロマンスカーの特急券ご購入方法を掲載させて頂きましたが、JR新幹線の自動券売機もだいたい同じような感じになっています。窓口が混んでいる時には とってもご便利ですし、手早く・気軽に ご旅行にお出かけになることができ、旅の楽しみの為に残しておく お時間が増えますので、ぜひ お使いになってみて頂きたいと思います。
そうです、箱根へのご旅行には JR新幹線でお見えのお客様も多くいらっしゃいます。小田原駅まで 東海道新幹線で来られるお客様など、また 普段のお出かけでも 急ぐ時には在来線よりも新幹線がご便利な地域にお住いの方も多いかと思います。
そこで本日は、JR新幹線の自動券売機で「ここが難解!」と言うポイントについてお話しさせて頂きます。
今回も少し長い文章になりますが、細かくお話しさせて頂いて参ります。
新幹線では、まず、指定席か自由席を選びます。
指定席特急券は その名の通り 席を指定するキップですので、何時の どの便か、禁煙or喫煙、などの条件をタッチパネルで選び、また、何両目か、座席表から選んで席を指定することができます。
自由席特急券は 席を指定しないキップで、通常の運賃の他に 特別に速い列車である新幹線に乗る為の追加料金のキップと言った感じです。
いずれの場合も乗車券(通常の運賃のキップ)が別に必要なのですが、特急券と乗車券をまとめた1枚のキップで発行される場合があります。※1枚の場合と2枚の場合の違いは、最後の所でお話し致します。
そして、苦手だと言う方が多いのは、難解な選択肢が出て来る場面が2回ある という事です。
では、この後、その2つの場面について、お話しさせて頂きます。
【その1】最初に 指定席か自由席を選んだ直後に、新幹線を降りた後に JRの他の特急列車に乗り換えるかどうか?を聞かれます。
箱根湯本へ来られる際は、小田原駅で新幹線を降りて 箱根登山電車(私鉄)に乗り換えるので、画面の選択肢の上の方 新幹線の自由席を購入 を選択します。(今回は自由席の場合でお話しして参ります)
新幹線を降りてから 他の電車に乗り換える予定だから、選択肢の下の方の 新幹線から在来線(特急)に乗り継ぐきっぷを購入 を選ぶべきかどうか?と 迷ったら、それがJRか私鉄か、JRでも普通列車(鈍行)か特急か、で判断します。
この後は、どこから どこへ・いつの日付・何名様 と聞かれ、タッチパネルを操作して答えて行きます。
【その2】「乗車券の区間をお選びください」とアナウンスが流れます。
この前に どこから どこへ を聞かれ、駅名を指定したのに、もう一度 聞かれるのです。ここで また、迷ってしまう方が とても多いと思います。
この場面では、新幹線を降りた駅で JRの駅構内から外に出るか どうか?を考えます。
(こちらは 小田原駅から新横浜駅に行くキップの購入の時に撮った写真ですが、この場合、新横浜駅で 駅の外に出るなら 左の選択肢、JRの普通列車(横浜線)に乗り換えるなら 右の選択肢 を選びます。ちなみに、乗り換えると言っても JR以外の市営地下鉄線に乗り換えなら左の選択肢 を選びます。)
上の写真を 箱根湯本駅に来る場合の内容に変えた加工をしてみました。写真が小さくて 字が読めなくなってしまいましたが、スマートフォンでご覧の場合は拡大して、パソコンでご覧の方は Ctrlキーを押しながら +(プラス)キーを押して頂くと拡大してご覧頂けます。元のサイズに戻す時は Ctrlキーを押しながら -(マイナス)キーです。
その後、片道 か 往復 か を聞かれて、画面の内容を確認したら、お支払いをします。
するとキップが発行され、ご購入が完了します。
※1枚か2枚 どちらの枚数で発行されるかは、特急券と乗車券の区間が同じ(新幹線を降りた駅でJRの駅構内から外に出る)場合は1枚で発行され、異なる(新幹線を降りてからJRの在来線に乗り換える)場合は2枚に分けて発行されるようになっています。
私は 鉄道マニアな鉄子ですが、だいぶ長い期間に亘り「券売機 苦手人間」でした。
小田急ロマンスカーに比べて、新幹線の方が 自動券売機の使い方が難しいように感じていたのですが…落ち着いて、慌てず 騒がず 平常心で、機械が質問して来る事をじっくり読んで、たどたどしく操作するのを重ねているうちに、今では すっかり慣れたつもりになっています。最近では 複数の新幹線を乗り換えて いろいろ楽しみたい!という目的でのキップ購入や、乗車区間に合わせた 異なる趣を愉しみたいと 進行方向に対してどっち側の窓の景色を眺めたいか?で座席を決める購入も、スイスイとできるようになりました。
よく「家に帰るまでが遠足」という言葉を聞きますが…ご旅行は 目的地に到着されてから始まるのではなく、移動時間も含めて・また キップのご購入も全て含めて、素敵な思い出をつくる 大切な瞬間の積み重ねですので、窓口が混み合っている時などには 券売機でのご購入がお苦手ではない方がご便利かと思います。
「楽しく 快適な 列車の旅」のお手伝いをさせて頂きたく思い、私でお役に立つことができれば お気軽にご相談頂けますと嬉しく思います。
今回も掲載した写真は、先日のお休みで出かけた時に 券売機でキップを買いながら撮った動画からスクリーンショットにしたのですが、画面が光っていたり、見えにくい所もあり、申し訳ございません。写真を撮りながら券売機を操作するのでは 時間が長くなってしまうので、普通のスピードで買いながら動画を撮り、ぶれて ぼやけたりしてしまいました。