ブログ|箱根の旅館ならホテルおくゆもと
ご近所 紫陽花(あじさい)ウォッチング♪
前回、ホテルおくゆもとのお庭『木陰の広場』で撮った 紫陽花の写真を掲載させて頂きましたが、
そこは 背の高い樹木に囲まれた 文字通り“木陰”なので、成長のスピードは ちょっと ゆっくりさんな感じなのです。
では、箱根湯本の町 全体では、どんな状態かな?と、ご近所 紫陽花ウォッチングに出かけて参りました〜♪
こんにちは、フロントの細川です。
当ホテルから 徒歩15分以内くらいの場所で見かけた 紫陽花たちです。
濃い紫色が綺麗な額紫陽花。その向こうには、当ホテルの 温泉・露天風呂から見える須雲川の 少し下った所の流れが ぼんわりと見えています。
淡い水色とパヤパヤとした花糸がカワイイ額紫陽花・紫と白の本紫陽花も、
あらら、だいぶ育っちゃってるわ〜!と ちょっと焦りましたが、大丈夫。まだまだ、こんなに若いツボミも有りました。
ちなみに、「花びらのように見えている部分は、本当は 萼(がく)なんですって」とお話ししておりましたが…そうなんです、だから なんと 枯れても散らないんですよ!
この写真で、下の方をご覧ください。茶色く カリッっと コーンフレークスみたいになっている部分、これは去年の萼なんです。
紫陽花は「切り戻し」と言って 見頃が過ぎたらバッサリと茎を切ってあげる必要があり、それをしないと 来年に咲けなくなってしまうのですが、こちらは切り忘れられちゃったみたいで、こんなに枯れても 散らずに残っていました。
雨ニモマケズ・風ニモマケズ ずっと耐えて来たなんて、すごい!ド根性!!って感じですが、箱根は 登山鉄道の線路沿いだけでも1万株とか、すごーくたくさん 紫陽花の株があるので、こんな 先輩と同居の紫陽花さんを見るのは そんなに珍しくない事なのです。
あと2枚の写真は、野草も ちょっと観察〜♪編です。
桔梗の仲間の『山蛍袋(ヤマホタルブクロ)』が、長細いお花を 風に揺らしていました。ぱっと見た感じは、ホタルブクロと あまり変わらないようですが、萼の所が 少しワイルドな感じなんです。
こちらは 紫陽花の陰に ひっそりと咲く『毒矯み(ドクダミ)』。
名前の響きが おどろおどろしい感じがする など、あんまり人気者ではないみたいですが、日本人にとっての元祖ハーブティー“ドクダミ茶”を飲んで育った私には、馴染み深く・心と身体が癒されるイメージの植物です。
只今、箱根は 仙石原・芦ノ湖の周辺 以外で、だいたい紫陽花が咲き揃ってきたところです。そして、ここからが長いんですよ!上記2つの地域のツボミたちも咲いたら、箱根全山での 長い長い“紫陽花シーズン 本番”に突入します。7月や8月だって、まだまだ 紫陽花の観賞を愉しむことができたりしますので、
ぜひ!ぜひ!箱根に遊びにいらしてくださいませ。