ブログ|箱根の旅館ならホテルおくゆもと
箱根のりもの図鑑
こんにちは、乗り物マニアな 鉄子のフロント係、細川です。
先日デビューしたばかりの 箱根登山鉄道・新型車両『アレグラ号』に、箱根湯本駅で会えました。
たくさんのお客様を乗せて、日本一 傾斜が厳しい山登りに 出発するところです。
ところで、新型車両は、クモハ3001と3002の2両だけが作られたのですが…↓写真をご覧下さい、3両編成になっています。つまり、新型ではない 先輩車両との連結なのです。
この3両は、3002†2004†2003で、先頭1両だけが新型の『アレグラ号』。後ろ2両は1991年デビューの『サン・モリッツ号』です(3000番代が『アレグラ号』、2000番代は『サン・モリッツ号』)。
ちなみに3両とも 全てクモハ。(クは運転台が有ること、モはモーター付き、ハは普通車であることを示しています。)みんな、なんなら 1両だけででも、走ることが可能なんですよ。
『サン・モリッツ号』は、今までは 違うカラーリングだったのですが、『アレグラ号』とお揃いのラインを入れた塗色に生まれ変わりました。勤続20年以上のベテランさんには見えない!ピカピカに輝いています。
↓こちらが、同じ車両の 昔の姿。だいぶ 印象が違いますよね。
しばらくの間は このような編成で走るのだそうで、もうひとつの『アレグラ号』である3001も、やはり、『サン・モリッツ号』の2001†2002と連結しています。(でも、2001†2002は 昔のボディカラーのまま、変えてはいないのだそう。)
そして、新型車両だけの2両編成『アレグラ号』+『アレグラ号』(3001†3002)が走るのを見ることができるのは、12月に入ってからなんですって。
ところで、箱根登山鉄道には たくさんの愛称が有るんです。他には『グレッシャー・エクスプレス(氷河特急)号』や『ベルニナ号』もあり、それらは、姉妹提携を結んでいるレーティッシュ鉄道が走る スイスの地名や言葉にちなんだものです。(しかし、ひとつだけ『金太郎号』なんて名前の車両も有ります。)
そんな、個性的な車両たちが働いている電鉄は、すごく険しい山道を登って行くのですが…クキクキと細かいカーブを いくつも通ったり、かわいいトンネル(単線なので径が小さいのです)も多いので、なんだか 遊園地の乗り物みたいで、とっても楽しいんですよ♪
この写真は、走行中の列車の 運転席の後ろから撮りました。
また、今後、他の車両についても ご紹介させていただきたいなぁ†と思っております。
本日は、「ク」とか「モ」とか、車両の番号とかが たくさん出て来て、ちょっとめんどくさい話になってしまいましたが…お客様でお会いする 鉄道大好きっ子たちと会話をしていると、このへんの事に興味が有るお子様が とっても多いのです。