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マイセンアンティーク美術館
こんにちは。お久しぶりの売店の伊藤です。
9月に入りました。箱根でも秋の気配を感じるようになりました。
芸術の秋という事もあり、ブログで美術館特集を行っていますが、
今回ご紹介する美術館は「マイセンアンティーク美術館」です。
「マイセンアンティーク美術館」は吉田茂総理時代に日本銀行総裁だった一萬田尚登氏が住まわれていた由緒ある邸宅です。そんな昭和を感じさせる熟成された時を感じる上品な空間で館長様がコレクションされたマイセンの芸術品を観賞する事が出来ます。
本来館内の展示品の撮影は禁止ですが、美術館のスタッフの方々のご配慮で特別に撮影を許可して下さりました。どの展示品も目を
見張る物ばかりでした。中世ヨーロッパの優雅で贅沢なひと時を味わうことが出来ます♪
この美術館の素晴らしいところは西洋だけではなく「和」も大切にされていて、畳部屋にも上品に東洋と西洋をアレンジしたところに惹かれました。西洋だけではなく「和」も大切にされている館長様の「和心」感じさせてくれます。
1F奥に進んで行きますと「カフェ アーチェロ」があります。私は
ここでカレーライスと紅茶を頂きました。陶芸、料理研究家で有名な「北大路 魯山人」は「食器は料理のきもの」と言う名言を残しました。こちらではマイセンの食器でお食事が堪能出来ます。
味もさることながらちょっとした贅沢を味わうことが出来ました。
またお客様は女性のみならず、年配のご夫婦も結構ご来館されていて、若かりし頃の思い出を語っているかのようでした。
館長様自らお客様を接客されているご様子も拝見しました。
同じ接客業として学ばせていただきました。
マイセンアンティーク美術館はホテルおくゆもとから車で30分、
湯本駅から強羅まで行って頂き、施設めぐりバスで「ひめしゃら林道」で下車し徒歩5分です。ドイツの国旗が目印です。
御興味のある方、是非如何でしょうか?